
■MLB ドジャース 6ー2 ホワイトソックス(日本時間4日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのホワイトソックス戦に“1番・DH”で出場し、2打数無安打で3試合ぶりのノーヒットも2四球(2得点)で好機を演出、両リーグ最多を更新する今季86得点をマークした。チームは4連勝を飾り、56勝32敗で今季最多貯金24となった。
前日は9回に土壇場で4ー4の同点に追いつくと大谷が5月21日以来38試合ぶりの盗塁をマーク。最後はF.フリーマン(35)がサヨナラ打を放ち、大谷がホームイン。劇的な逆転勝利を飾った。
この試合は1回、先頭の大谷が四球で出塁すると1死一塁からフリーマンがライトへの適時二塁打を放った。一塁走者の大谷は快足を飛ばし本塁へ生還、先制に成功した。
先発のD.メイ(27)は3回までパーフェクトに抑える好投で打線を援護した。3回、大谷の第2打席は2打席連続の四球も追加点の好機を演出。すると無死一、二塁からまたもフリーマンがレフトへの適時二塁打を放ち3ー0、M.コンフォート(32)に2ラン本塁打が飛び出し5ー0とリードを広げた。
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4回、大谷の第3打席はカウント2ー2からスプリットに反応できず見逃し三振。中盤は得点が動くことはなく、終盤に差し掛かった7回、大谷の第4打席ではT.ギルバード(31)に対し1ストライクからの2球目を打って二ゴロに倒れた。するとその直後、1死走者無しから2番・M.ベッツ(32)に左中間へのソロ本塁打が飛び出し6点目を挙げた。
ここまで好投を続けていたメイだが8回、無死一塁から8番・B.ボールドウィン(24)に右中間への2ラン本塁打を浴び6ー2に。メイはマウンドを降り、2人目・T.スコット(30)が登板すると後続を抑え4点のリードを守り切った。