レアル・ソシエダとヤスダグループは5年間のパートナーシップ契約を締結[写真]=Getty Images
レアル・ソシエダは4日、『株式会社ヤスダグループ(以下:ヤスダグループ)』と新たに5年間のパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
レアル・ソシエダとヤスダグループは2023年10月に戦略的パートナーシップを締結し、胸スポンサーも務めてきた。当初は、2年+1年の契約で、オプションとなる最後の1年に突入する予定だったが、そのオプションを放棄。新たに5年契約を締結することが発表された。
レアル・ソシエダは、今回の新たなパートナーシップについて「クラブの日本における事業拡大目標と、レアル・ソシエダの戦略を通じてヤスダグループの日本における継続的な成長ニーズを強化するもの」と説明した。
さらに胸スポンサーを降りることも発表し、「このブランドはレアル・ソシエダのユニフォームには掲載されなくなる。レアル・ソシエダとヤスダグループの今後の関係は、両者が日本ですでに実施している人材育成、教育、トレーニング計画の安定化と強化に重点を置くことになる」と伝えている。
また、ヤスダグループの安田慶祐代表取締役社長も以下のようにコメント。同社の公式サイトを通じて以下のように述べている。
「この新たなパートナーシップ契約は、私たちにとって非常にワクワクするものです。レアル・ソシエダ・デ・フトボルの会長であるジョーキン氏との関係は、まさに家族のようなものであり、この絆こそが今回の長期的なパートナーシップの基盤となっています。私たちは、アカデミー事業こそがレアル・ソシエダがさらに力を本気で入れるべき重要なポイントであると考えています。若い才能の育成と発掘に注力し、日本とスペインの架け橋となるような選手を輩出していきたいと思います」
「また、今後はレアル・ソシエダのトップチーム、そしてサンセ(2部)の日本招聘も積極的に行っていきたいと考えています。日本のファンの皆様に、本場スペインの高いレベルのサッカーを直接体験していただく機会を提供してまいります。」
私たちは、この新たな5シーズンにわたる協力関係が成功することを確信しており、共に創り上げる未来に大きな期待を寄せております」
なお、レアル・ソシエダは今夏、ジャパンツアーを開催。21日にV・ファーレン長崎と、25日には横浜FCと対戦する。