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<DeNA1−7阪神>◇4日◇横浜
攻めの一手が実らなかった。DeNAが追加点のチャンスを逃して痛恨の逆転負けに沈んだ。1点リードの7回無死一、三塁、打席の京田はバントの構えを見せ、セーフティースクイズをうかがう。さらにカウント2−1からの4球目、チームにとって今季初のスクイズを敢行。しかし変化球にファウルとなって追い込まれた。
その後ヒッティングに切り替えるも、一走・梶原がスタートを切った中で京田の当たりは平凡な二ゴロに。これに三走・山本が三本間で挟まれてタッチアウトで1死一、二塁とされた。続く代打筒香は空振り三振に倒れ、桑原も中飛で無得点。リードを広げられなかった。
直後の8回に2番手伊勢がつかまって2失点で逆転を許すと、9回にも救援陣がつかまり一挙5失点。3万3539人が詰めかけたはずのスタンドは、突然の雨にも見舞われて空席だらけに。三浦監督は「あそこ(7回)で取れなかったのが響きました。追加点が欲しいところで取れなかったのは自分の責任だと思います」と言葉を絞り出した。4位に転落し、首位阪神と6・5ゲーム差。切り替えるしかない。【小早川宗一郎】
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