本格的に夏ドラマが始まりだす7月。有名コミックを原作とする作品や嵐のメンバーが主演を務める作品など、期待が高まるドラマも多いが、その裏では残念ながらあまり期待されていないドラマも……。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「期待できない夏ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。
第3位は『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)。
當真あみ(18)演じる高校生・藍沢めぐるを中心に、廃部寸前の梅沢高校・競技かるた部が仲間とともに成長していく、青春ジュブナイルストーリー。広瀬すず(27)が主演を務めた映画三部作から10年後の世界を描いた『ちはやふる』の続編であり、脚本に原作者の末次由紀(49)が参加していることでも話題を集めている。
アンケートでは《映画が完ぺきだったから》《アニメで十分だから》など、前作の出来が非常によかったために、原作にないオリジナルストーリーを描くことに対して賛否が分かれていた。また、《キャストにあまり演技がうまいと思う人がいないのであまり期待できない》と、豪華俳優陣が揃った映画版の前作と比べると若いキャスト中心の本作を不安視する声もあがっていた。
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第2位は『ひとりでしにたい』(NHK)。
綾瀬はるか(40)が演じる30代後半独身の女性・山口鳴海が叔母の死をきっかけに、孤独や死、そして終活を意識し始めるまでをコミカルに描いた社会派ドラマ。原作の漫画が第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したことでも話題を集めている。
アンケートでは《タイトルが不穏で観たいと思えない》《題材が暗そうな感じがしたから》と、コミカルに描かれてはいるものの、その少々過激なテーマに忌避感が見られる結果となった。また、《第1話を観たのですがなんだかさみしく、切ないような気がした》と、すでに放送された初回を観たうえで、テーマが苦手だと感じた視聴者もいたようだ。
第1位は『放送局占拠』(日本テレビ系)。
『大病院占拠』『新空港占拠』に続く占拠シリーズの第3弾。2024年放送の『新空港占拠』から1年後、東京都知事選に向け特番を放送中の「テレビ日本」を舞台に、櫻井翔(43)演じる捜査員・武蔵三郎が500人の人質を救うため武装集団と対峙する、大規模クライムサスペンス。
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アンケートでは《三作目で段々ネタ切れとマンネリになるかも》《前回までのものがあまり面白くなかったから》と、過去作への評価をもとにした厳しい声が。期待値は低くなってしまっているが、今作では果たして巻き返しができるだろうか。
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