「2025年夏ドラマ」注目の4作品チェック! 教師×ホストの禁断愛から人気映画の10年後描く続編

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2025年07月05日 09:10  クランクイン!

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クランクイン!

2025年夏ドラマを彩るメインキャスト陣(左上から時計回りで松本まりか、當真あみ、木村文乃、松たか子、阿部サダヲ)  クランクイン!
 暑い夏の始まりとともに続々とスタートを切っている7月期ドラマ。本稿では約50作品ある夏ドラマの中から、クランクイン!編集部が独自に厳選した注目の4作品を紹介したい。

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■『愛の、がっこう。』

 最初に紹介したいのは、木村文乃が主演し、Snow Manのラウールと共演する7月10日スタートの『愛の、がっこう。』(フジテレビ系/毎週木曜22時)だ。

 ドラマ『白い巨塔』、『昼顔』シリーズ(フジテレビ系)などを手掛けた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組む本作は、禁断なのに純粋な“愛”を描くオリジナルストーリー。すれ違うことすらないはずの高校教師・小川愛実(木村)とホスト・カヲル(ラウール)が出会い、言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていき、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合う姿を描く。

 これまで『昼顔』、『純愛ディソナンス』など、男女をめぐる話題作、問題作を次々送り出してきたフジテレビ「木曜劇場」枠が今期放送するのは、女教師とホストという出会うはずのない2人の出会い。

 注目は、何と言ってもホストに扮するラウールだ。GP帯民放連続ドラマ初出演にして、フジのドラマ初出演、そして満を持して(?)のホスト役に初挑戦する。すでに公開されているビジュアルでは、ラウールの流麗なビジュアルがホストという役柄にピッタリだったことが確信できる。そのビジュ整い過ぎなホスト役で、毎週木曜の夜に、日本中のお茶の間から何千何万もの”指名”が殺到すること間違いなし!

■『しあわせな結婚』

 次に紹介したいのは、阿部サダヲが主演し、松たか子と夫婦役で共演する7月17日スタートの『しあわせな結婚』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)だ。

 本作は、『セカンドバージン』(NHK総合ほか)、『家売るオンナ』(日本テレビ系)など数々のヒットドラマを手がけてきた脚本家・大石静が、昨年の大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)以降で初めて担当する連続ドラマで、夫婦の愛を問う「令和のマリッジ・サスペンス」と謳われている。

 阿部が演じるのは、数々の訴訟で勝訴を勝ち取り、テレビ番組を通じてお茶の間からも絶大な支持を得る敏腕弁護士・原田幸太郎。生来1人が好きで独身を貫いてきた幸太郎だが、入院先の病院で鈴木ネルラ(松)と運命的な出会いを果たし、電撃結婚。ところが、愛する妻が抱える大きな秘密が、少しずつ明らかになっていく…。

 阿部と松と言えば、西原美和監督の映画『夢売るふたり』ですでに夫婦役を演じており、10年ぶりの夫婦役はきっと息ピッタリなはず。『セカンドバージン』、『光る君へ』など数多くの“男女”を描いてきた「ラブストーリーの名手」大石が、そんな2人でどういった夫婦の物語をつむいでいくのかは注目だ。

 また本作の主題歌は、英国を代表するロックバンド・Oasisの「Don’t Look Back In Anger」。同バンドを代表する楽曲で、近年では藤本タツキによる漫画で劇場映画にもなった『ルックバック』の中で暗号的に織り込まれて話題になった1曲だ。曲名を直訳すると「怒りとともに振り返る」となる。この主題歌が『しあわせな結婚』の中でどういった意味を持つのかも注目だ。

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■『ちはやふる−めぐり−』

 3本目に紹介したいのは、當真あみが主演する7月9日スタートの『ちはやふる−めぐり−』(日本テレビ系/毎週水曜22時)。

 競技かるたに青春をかける高校生たちの姿を熱く描いた、累計発行部数2900万部超えの大ヒット漫画『ちはやふる』。2016年、2018年に3部作として実写映画化され、“青春映画の金字塔”と評された。本作は、その映画から10年後の世界を原作者・末次由紀と共に紡いでいくオリジナルストーリー。ほとばしる情熱は、色あせることなく新たな世代へめぐっていく―バトンを受け継いだ令和の高校生たちが青春全てをかけて競技かるたに挑んでいく。「みんなで近江神宮へ行こう!」を合言葉に、新たな青春が今、再び動き出す。

 広瀬すずを主演に迎えて公開された映画から約10年。2025年にフレッシュなキャスト陣を迎えて、『ちはやふる』が帰って来る。

 2022年1月のTBS系金曜ドラマ『妻、小学生になる。』でドラマ初出演を飾り、2023年には『どうする家康』(NHK総合ほか)で大河ドラマ初出演、2024年3月にはNHK特集ドラマ『ケの日のケケケ』でドラマ初主演と、着実にステップアップを重ねてきた當真が、満を持して連ドラ初主演を飾る本作。當真以外にも、山時聡真、原菜乃華、嵐莉菜を始めとする若手注目のキャストが多数出演している。映画版は広瀬のほかにも、野村周平、新田真剣佑(当時の芸名は真剣佑)ら若手キャストが多数出演し、その多くが飛躍を遂げている。今回のドラマ版からも、次代のスターが誕生するかもしれない。

 なお、ドラマには映画版の主人公・綾瀬千早(広瀬)が登場することもすでにアナウンスされており、約10年後の千早が、どのような大人になり、またストーリーにどのように絡んでいくかも注目だ。

■『奪い愛、真夏』

 最後に紹介したいのは、松本まりかが主演し、安田顕が共演する7月18日スタートの『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)。

 本作は、鈴木おさむ脚本による『奪い愛』シリーズの最新作。行き詰まった人生をリセットすべく、新たな一歩を踏み出した主人公・海野真夏(松本)と、元カレにそっくりな妻帯者の社長・空知時夢(そらち・たいむ/安田)。禁断の愛に翻ろうされていく2人を中心に、これまでのシリーズの「ドロキュン劇場」を超える、「愛と葛藤の灼熱“ドロドロキュン劇場”」が展開される。また時夢の妻・未来役として高橋メアリージュン、未来の妹で真夏の同僚・山下花火役で森香澄の出演も発表されている。

 「奪い愛」シリーズ常連の松本と、実はシリーズ初参戦の安田をメインにして描かれる本作。毎回、ギョッとする展開、ツッコミどころ満載な演出でSNSを沸かせる作風はもちろん、今回は、“あざとかわいい”キャラクターでバラエティでブレイク中の森香澄が出演しており、メインの2人にどのような形で絡み、存在感を発揮していくかも注目だ。

 『愛の、がっこう。』はフジテレビ系にて7月10日より毎週木曜22時、『しあわせな結婚』はテレビ朝日系にて7月17日より毎週木曜21時、『ちはやふる−めぐり−』は日本テレビ系にて7月9日より毎週水曜22時、『奪い愛、真夏』はテレビ朝日系にて7月18日より毎週金曜23時15分放送。

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