映画『夏の砂の上』公開記念舞台あいさつに登壇した高石あかり (C)ORICON NewS inc. 俳優の高石あかり(※高=はしごだか)、オダギリジョーが5日、都内で行われた映画『夏の砂の上』公開記念舞台あいさつに登壇。高石が、朝ドラヒロイン決定の裏話を披露した。
【写真】くす玉も!笑顔で手を振るオダギリジョー&高石あかり 『読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞』の松田正隆氏による傑作戯曲を、気鋭の演出家・玉田真也の監督・脚本、オダギリが主演・共同プロデューサーを務め映画化。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女…それぞれの痛みと向き合いながら、彼らが夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。先日閉幕した『第27回上海国際映画祭』のコンペティション部門に日本作品で唯一招待され、日本映画として23年ぶりの快挙となる『審査員特別賞』を受賞するなど、話題となっている。
今秋放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める高石は、本作撮影中に朝ドラヒロインが決定したといい、当時の心境を「言いたかったです。1番近くにいたから、めちゃくちゃ言いたくって」と告白。
オダギリは「言っちゃいけないんですね。えらいですね」と感心しつつ、司会から「オダギリさんは言っちゃうタイプなんですか?」というと「特に言っちゃいけないタイプです」と不敵な笑みを浮かべた。高石もそれに気づいていたのか「絶対(言っちゃ)だめだと思いながら、オダギリさんにだけは言わないという気持ちで…(笑)」と明かした。
オダギリは「微塵も感じなかった」といい、「だからうまいんでしょうね、隠しごと」というと、高石は「でもちょっとだけ『先日大きいオーディションがあって』とか、決まる前に。決まらないと思っていたから『最終(オーディション)受けてきたんですよね』とか言っていて。まったく覚えていなくて安心します」と言い返していた。
舞台あいさつには玉田監督も登壇した。