ジョッタ氏を追悼したOasis [写真]=Getty Images 再結成したイギリスのロックバンド『Oasis(オアシス)』が、2009年の解散後初となる公演を現地時間4日にウェールズのカーディフで開催。1994年にリリースした名曲『Live Forever』を、急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏に捧げた。イギリス紙『インディペンデント』などが伝えた。
3日にスペインで発生した悲劇的な自動車事故により、同乗していた弟アンドレとともに、28歳の若さで帰らぬ人となったジョッタ氏。訃報に世界が大きなショックを受けるなか、兄弟そろってマンチェスター・シティの熱狂的サポーターで知られるリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが、生への渇望を叫ぶ歌詞であると同時に、死者たちに手向ける鎮魂歌でもある『Live Forever』でジョッタ氏を追悼した。
「最近、感じたことはあるか? 朝に降り出す雨のなか、骨に染み込むような痛みを」
「俺はただ飛びたいだけ。俺は生きたいんだ。死にたくない。ただ息がしたいだけなんだ」
「俺とお前は永遠に生き続けるんだ。永遠に…。俺たちは永遠に生き続けるんだ」
同曲はライブ終盤の18曲目で披露され、舞台上のスクリーンにはリヴァプールの背番号「20」を背負うジョッタ氏のLEDバナーが映し出された。観客の中にはポルトガルの国旗を掲げる者もいたようだ。
また、サポーティングアクトを務めたリヴァプール出身のロックバンド『Cast』も、「どうか安らかに、兄弟」と代表曲の『Walkaway』をジョッタに捧げた。
ジョッタ氏の葬儀は現地時間5日にポルト近郊のゴンドマールにて、同選手の家族やチームメイトらが集い執り行われるという。
【画像】オアシスがジョッタに捧げる『Live Forever』
Oasis dedicated the song 'Live Forever' to Diogo Jota during their tour tonight.
📸 @_NickNewell_ pic.twitter.com/keyvqVlhsC— Football on TNT Sports (@footballontnt) July 4, 2025