演歌歌手五木ひろし(77)が5日、東京・明治座でデビュー60周年記念「五木ひろし特別公演」初日公演を開催した。
1部では芝居、2部では歌をそれぞれ披露し、集まった観客を魅了した。終演後に報道陣の取材に応じ、「とても良い心地で、息が切れています。早く帰りたいぐらいです」と笑いを誘い、「暑さを吹き飛ばすようなステージにして、大いに楽しんでいただきたい」と語った。
来年は五木ひろし名義での活動開始から55周年を迎え、「今年喜寿を迎えて、すぐ目の前に80歳。もうどこまでやれるか」としたが、「子どもたちが『長きにわたって頑張っているお父さんを誇りに思います』と父の日に書いてくれる。そう思うと子どもたちのために頑張らないといけない」と語った。続けて「孫もいますから、孫が僕のことをわかるようになるまで、あと4、5年は頑張らないといけないですね」と意気込んだ。
長年親交の深い坂本冬美(58)が特別出演。「来年(坂本は)40周年で、順調に華やかですてきに成長している。今一番輝いている女性歌手だと思ってオファーしています」と共演の実現を喜んだ。「この公演をもってしばらく距離を置きますけど」と冗談を飛ばしつつ、「40周年で何か僕にできることがあればいつでも声をかけてね」と呼びかけた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。