推し活、旅行…快適なバス利用のためには? 提供:WILLER EXPRESS ホテル代が高騰している昨今。高速バス・夜行バスを活用した「0泊旅行」も話題となっており、夏の旅行や推し活に「挑戦してみたい」と思っている人もいるはず。とはいえ、初めての利用は何かと不安も多い。そこで、推し活女子に圧倒的に支持されるバス会社・WILLER EXPRESSに、高速バス・夜行バス初心者が気を付けるポイントや守りたいマナー、知っておくと便利なサービスなどをアドバイスしてもらった。
【写真】え、これがバス!? 快適すぎて爆寝は必至…最新座席シート■遅刻は厳禁、サービスエリアで取り残されたら大惨事…
──初めて高速バス・深夜バスを利用する際には、どんなことに気をつけたらいいですか?
「発車時間や集合時間は必ず守ってください。バスは待ってくれませんから、乗り遅れたら大変ですし、他のお客さまの迷惑になってしまいます。荷物を床下トランクに預ける場合は、作業に時間がかかることも考慮して、発車時刻の20分前を目安に到着することをお勧めします」
──早めの到着は必須ですね。ただバスターミナルはとても広く、乗り場まで行くが不安な人もいるようです。
「予約確認メールなどには、ご自身の乗るバスが止まるバス停の番号が記載されています。あとは看板や標識に沿って向かえば大丈夫。直前に乗り場が変更することもありますが、現地の係員がきちんと誘導しますので安心してください。当社もそうですが、公式サイトに主要バスターミナルの道案内動画を載せている場合もあるので、ぜひ参考にしてください」
──バスに乗ったら、目的地までずっと乗りっぱなしですか?
「当社の場合は、約2時間おきにサービスエリアで休憩時間が設けられます。この時間にお手洗いを済ませたり、軽くストレッチをするのもいいかもしれません」
──サービスエリアで注意すべきことは何かありますか?
「発車時間には必ずバスに戻ってください。万が一、乗り遅れて取り残されたら大惨事です…。週末のサービスエリアは混雑するので、時間に余裕を持って行動していただくのがいいと思います。また、バスの乗り間違いにも要注意。似たような外観のバスが何台も駐車していますし、同じ行き先のバスが停まっている可能性も。便名や停車位置、ナンバープレートなどをしっかり把握しておきましょう」
──長時間移動となると心配なのがトイレ。休憩時間以外で、乗車中に急にトイレに行きたくなってしまったらどうすれば…。
「トイレ付きのバスばかりではないので、心配される方も多いと思います。基本は乗務員に伝えていただくのが一番だとは思います」
――でも、なかなか言い出しづらいことでもありますね。
「そういうお気持ちもあると思います。当社では、乗車中のお困りごとをいつでも受け付けている『おたすけDM』という独自のサービスを設けていて。寄せられたDMは営業所のスタッフが把握し、バスの乗務員に対応するよう指示します。トイレであれば、できるだけ早く最寄りのサービスエリアに寄るよう努めます。他の方に知られることなくDMできますし、それとなく理由をつけて停車するので、安心して利用していただけるのではないかと。ほかに、車内が寒い、暑い、隣のお客さまのマナーが気になるなど、どんな内容でも構いません」
──それは安心できそうです! ほかにバスの中での過ごし方についても教えてください。飲酒や飲食はOKなのでしょうか?
「車内飲酒を全面的に禁止しているバス会社でなければ構いませんが、くれぐれもマナーは守っていただければと思います。泥酔や迷惑行為に対しては、乗務員が注意を促します。アルコールのほか、においの強い食べ物、音の出る食べ物も控えることが望ましいです。水分補給もお忘れなく!」
■推しの動画を観たいけど…夜行バスでスマホを使って大丈夫?
──車内で推しの動画を観たり推し友と情報交換したい人も多いと思いますが、とくに夜行バスではスマホを使用してもいいのですか?
「まず通話はNGです。また消灯後は使用そのものを控えるのがマナーです。夜行バスではゆっくり眠りたいという方も多いですし、スマホから発せられる光は意外と気になるものです。ただ寝られない時は、やっぱりスマホを使いたいですよね。WILLER EXPRESSのシート「プライム」と「ドーム」には、スマホホルダーを設置したカノピー(目隠しフード)を搭載しており、巨大フードで遮光性も高いです。動画も見放題ではありますが、イヤホンの音漏れには注意してください」
──車内にはどんなものを持っていったら便利ですか?
「車内で快適に過ごすためにまずおすすめしたいのは耳栓、イヤホン、アイマスクなど。また意外と乾燥しがちなので、マスクや飲料も持参するといいでしょう。女性は冷えやむくみを解消するソックスもあると快適です」
──あまり大きな荷物は持ち込めないですよね?
「大きさに制限があります。具体的には車内の網棚に収容できる大きさ、手元で管理できる大きさのものです。スーツケースなどは床下トランクに預けてください。一度トランクに収納すると到着地まで出せないので、車内で使うかな? と思うものは必ず分けておいてください」
(文:児玉澄子)