立浪和義氏「これは打てない。160キロくらいに感じた」プロ初対戦で衝撃受けた1年目右腕とは

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2025年07月07日 15:15  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

立浪和義氏

前中日監督の立浪和義氏(55)が5日放送のフジテレビ系「ジャンクスポーツ」に出演し「これは打てない」と衝撃を受けた当時のルーキー右腕を明かした。


前回に続きテーマは「PL学園強すぎやねん」。スタジオにはPL学園OBとして前中日監督の立浪和義氏(55)、元阪神の片岡篤史氏(56)が出演。


当時のPL学園に恐れおののいていた元高校球児として、東海大仰星(大阪)出身の上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)、上宮(大阪)出身の元巨人元木大介氏(53)、大阪桐蔭出身で元阪神の西岡剛氏(40)、天理(奈良)出身で元阪神の関本賢太郎氏(46)が登場した。


番組では、ゲストたちが高校時代に味わったPL学園に対するエピソードを次々と披露。だが高校まで無名だった上原氏は、すべてスタンド部員としての視点だったため「レギュラーだったらこういう話をしたいんですけど」と度々、自虐を披露。


MCの浜田雅功氏(62)は不思議そうに「ずーっと聞いてたら。あなたはいつ開花するの?」と、のちにワールドシリーズ胴上げ投手となる上原氏の豊富な控え部員エピソードに突っ込み。これに対して上原氏は「いつですかね?」とボケてスタジオの笑いを誘っていた。


だが立浪氏が唐突に「上原さんのプロ1年目、確か20勝したんですよね?」と話を振り、プロで初対戦で抱いた上原氏への感想を明かした。


上原氏のルーキーイヤー99年に対戦した立浪氏は「1球目見たときにびっくりしました」と衝撃を覚えたという。速球派ではない上原氏だが、テイクバックの小さいフォームから投じられた球は「ピュッと球速160キロくらいに感じました」と振り返った。


続けて「これは勝てる投手だと思った。実際に勝ってたし、上原さんのプロ1年目のボールはすごかった」と明かした。上原氏は「いやあ、めちゃくちゃうれしいですよ」と笑顔でガッツポーズ。


これを聞いた上原氏は、立浪氏に打たれた痛恨の1発を告白。「人生で僕満塁ホームラン1本しか打たれてないんですよ。立浪さんに打たれた。外野フライで十分なのに、ホームラン打ったんですよ」と、うなだれながら苦い思い出を披露。するとすぐさま立浪氏は「それを話してほしかったわけじゃない」と笑いを誘い「これは打てないと思いました。魔球でした」と改めて上原氏の球をほめたたえていた。

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