阪神坂本誠志郎捕手(31)が7日、「マイナビオールスターゲーム2025」の監督選抜で初出場を決めた。「めちゃくちゃうれしいですね。正直、僕なんかがって思いもありましたけど、これだけっていう選手の中で選んでいただいて、すごいうれしいです」と目を輝かせた。
昨オフは取得した国内FA権を封印して残留した。今季は開幕マスクをかぶり、56試合で先発出場。リード面では12球団トップのチーム防御率1・93をサポートする。6球団の中から巨人阿部監督がリーグを代表する扇の要として認めた。「小さい頃から阿部監督の現役時代のプレーたくさん見てました。同じ捕手というポジション。技術的なことや、捕手っていうのはいろいろ(投手、打者の)気持ちとか考えることもたくさんあると思うので。何に限らず、聞けることはたくさん聞いてみたい」。ライバル球団の正捕手を務めた巨人指揮官への弟子入りも志願した。
「ただ純粋にその場面、雰囲気を楽しみたい。もう誰でもいい、受けさせていただけるなら精いっぱい心を込めてボールを取りたい」。画面越しに見た球宴の思い出は、藤川監督が現役時代に見せた真っ向勝負、そして日本ハム新庄監督が阪神時代に見せたホームスチールだという。「ファンの方々に楽しんでいただけるように、何か印象に残るようなことができたらいいなと思う。思い切ってやりたい」。10年目で初めて踏む夢舞台で、どんな爪痕を残すか注目だ。
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