ローソンで中泊施設「RVパーク」実証実験を開始 日本RV協会は7日、コンビニエンスストア「ローソン」と貨幣処理機サービスを提供するグローリーと連携し、車中泊施設「RVパーク」の実証実験を開始すると発表した。
【写真】内装は“板張り”仕様、「カッコ可愛い!!」と反響の愛車『ハイエース』でくつろぐイモトアヤコ 同取り組みについて、「コンビニエンスストアは、夜間も駐車場が開いていることに加え、24時間トイレが利用でき、いつでも飲食物を購入できる利便性の高さと有人であることが利用者の安心に繋がるという点で、RVパークとしてとても有用であると考えております」と説明した。
実証実験期間は14日から来年6月30日の約1年間。千葉県のローソン6店舗の駐車場をRVパークとして開放する。
日本RV協会(JRVA)が調査したデータでは、2005年の調査開始以来増加し続けている国内キャンピングカー保有台数は、2016年に10万台の大台を突破し、2024年には前年より1万台増えて16万5千台となるなど、キャンピングカーでのくるま旅や車中泊という旅の在り方が浸透してきている。
また、キャンピングカー需要の増加に伴い、車中泊施設「RVパーク」の施設数は2021年以降から数が伸び、2022年以降は年間約100件のRVパークが新設されている。こうした背景から、電車やバスなどの交通機関ではなかなか行くことが出来ない観光資源が豊かな地方でも、より気軽に「くるま旅」を楽しめることを目指す。
実証実験は「コンビニRVパーク」が対象。予約はあす8日より「RVパーク」の予約専用サイトより受け付ける。
「RVパーク」は、日本RV協会が推進・認定を行うキャンピングカーをはじめとした車中泊施設。
■施設
コンビニRVパーク一宮東浪見店
コンビニRVパーク御宿新町店
コンビニRVパーク天津小湊店
コンビニRVパーク富浦インター店
コンビニRVパーク南房総岩井海岸店
コンビニRVパーク富津湊店