前中日監督の立浪和義氏(55)が5日放送のフジテレビ系「ジャンクスポーツ」に出演し、当時公式戦約30連勝と負け知らずだった「立浪世代」を中心に、甲子園7度優勝、プロ野球選手82人輩出など圧倒的な強さを誇っていたPL学園の練習環境を明かした。
前回に続きテーマは「PL学園強すぎやねん」。スタジオにはPL学園OBとして前中日監督の立浪和義氏(55)、元阪神の片岡篤史氏(56)、当時のPL学園に恐れおののいていた元高校球児として上宮(大阪)出身の元巨人元木大介氏(53)らが登場した。
立浪氏は「練習場が甲子園そのまんま」と説明。グラウンドが甲子園に近かったこともあり「マウンドの高さとか硬さを全部調整してくれて」と甲子園球場の整備を請け負う造園会社の阪神園芸が甲子園仕様に整えてくれていたと明かした。同級生の片岡氏も「ラッキーゾーンの形もだいたい一緒。太陽の向きとか見える方向も甲子園と一緒につくってましたね」と振り返り、スタジオから驚きの声が上がった。
MCの浜田雅功氏(62)は「上宮のグラウンドは?」と元木氏に話を振ると「すみません、僕ら(甲子園の)隣の駅に学校あるんですけど、雨が降ったら藻が浮いてくるんですよ。距離じゃないですよあんなの」と甲子園への物理的な近さは強さに関係ないと熱弁。浜田氏は2校の違いに「全然ちゃうやん!」と突っ込むと、元木氏は雨が降った際にグラウンドに出現する藻について「ワカメ〜言うてました。『ワカメ出てきた〜!』って。外野手は大変やったと思います」と自虐気味に話し、スタジオは笑いに包まれた。
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