
医療従事者であれば、患者一人ひとりに真摯に向き合いたいと思うものだろう。しかし、その思いを踏みにじるような信じがたい現場もあるようだ。
個人経営の歯科医院に勤めている50代女性は、院長の言動に嫌気がさし「日々辞めようと考えている」と投稿を寄せた。社長兼ドクターを務める院長は、
「根気のいる仕事はしたくないと、抗生物質と痛み止めだけ出し患者に説明もしない」
と、やる気がまったく感じられない。本来の仕事を放棄しているかのようだ。(文:長田コウ)
「患者に申し訳ない気持ちで普段から働いている」
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院長は、周囲のスタッフが心配になるほど冷たい対応をしているらしい。
「患者からの質問は答えないか、『他所の歯科医に聞いて』などドクターとは言えない言動。気に入らない患者にはあからさまに嫌味を言っている」
診断や説明責任を放棄しているだけでなく、医師としての倫理観を疑いたくなる言動だ。冷たいのは患者に対してだけではない。歯科医院のスタッフが院長に指示を仰いでも、無視されることもあった。
挙げ句、スタッフが「患者が苦痛を訴えている」と伝えても
「どうでもいい」
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と返してきたこともあったそう。女性は「患者に申し訳ない気持ちど普段から働いている」と、良心の呵責に苛まれていることを明かす。そして、
「このドクターとは仕事したくないと思っているので辞めようと日々考えている」
と本音を書いて投稿を結んでいる。
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