「いびつで面白い青春がスイスでも共鳴」池田エライザ主演作「リライト」映画祭で観客賞

0

2025年07月13日 17:54  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

主演映画「リライト」公開記念舞台あいさつを行った池田エライザ(2025年6月撮影)

女優・池田エライザ(29)が主演する映画「リライト」(松居大悟監督)が現地時間12日、スイスで開催された映画祭「2025年ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」のアジアンコンペティション部門で、観客賞を受賞した。


池田は「観客賞という、これ以上ないほど喜ばしい賞をいただき、心より感謝申し上げます」とコメントを発表。「松居監督の心の機微を丁寧にすくい取る繊細な演出、そして(脚本家)上田(誠)さんの“時間の魔術”によって引き出された、私たちのいびつで面白い青春が、スイスにお越しくださった皆さまの心にも共鳴したことを大変うれしく思っております」と続けた。


同作は法条遥氏の同名小説を原作に、オール尾道ロケで映画化したタイムリープ青春ミステリー。池田は小説家の主人公・美雪の高校時代とその10年後を演じている。


今年の24回目を迎えた同映画祭は4〜12日に開催。SF、ファンタジー、ホラー、サスペンスといったジャンルの作品に特化した世界有数の映画祭として国際的に評価を受けている。今年のアジアン・コンペティション部門には、日本映画から川村元気監督「8番出口」、矢口史靖監督「ドールハウス」、阪元裕吾監督「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」、虚淵玄が原案。脚本、総監修を手がけた日本と台湾の合作「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章」など、作家性あふれる作品から国内の注目作まで、さまざまなジャンルの日本映画が上映された。

    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定