高校生のお小遣い平均は5415円 上昇傾向は継続、直近3年間の中で最も高額

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2025年07月14日 07:10  OVO [オーヴォ]

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高校生のお小遣い平均は5415円 上昇傾向は継続、直近3年間の中で最も高額





 




 物価高でも給料は上がらない、という声は多いが、子どもたちのお小遣いはじわじわ上がり続けているようだ。お小遣い実態調査(リクルート・東京)によると、高校生がひと月にもらっているお小遣いの今年の平均金額は5415円。直近3年間の中で最も高い金額だった。




 進路情報メディア「スタディサプリ進路」が、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者の694人、保護者310人を対象に5月16〜18日にアンケートを実施した結果。お小遣いの平均金額は2023年に前年よりもダウンしたが、翌年はジワりと上昇。今年も上昇傾向が続いた。




 保護者に、「子どものお小遣いの使い道を把握していますか?」と聞くと、5割が把握していると回答。その方法については、9割が「子どもとの会話」と答えた。「レシート・領収書を見せてもらう」、「電子マネーの使用履歴を確認する」など実態を細かく知る方法は少数派で、ある程度子どもたちを信頼して任せている様子がうかがえた。




 保護者が子どもに最も学んでほしいお金の使い方は「収支のバランスを取ること」で、「年間のお小遣いや臨時収入(お年玉や誕生日)を一括で渡し、自ら年間計画を立てて管理する」ことを望んでいる人が多かった。また、チャレンジしてほしいことの2位は「お小遣いや臨時収入を元手にした未成年口座での株式投資」で、家庭科に導入された「資産形成の授業」をはじめ、高校生に対する金融教育への期待も感じられた。




 一方、親子の間で認識に差があったのが、お金の話をするかどうかについて。「保護者の方とお小遣いに限らずお金の話をしますか?」という質問に「はい」と答えた高校生は37.6%だったが、同じ質問を保護者にすると、「はい」が3分の2を占めた。

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