クラブW杯の大会MVPはパーマー! チェルシーの優勝に大きく貢献…サンチェスも最優秀GK賞

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2025年07月14日 08:25  サッカーキング

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(左から)MVPのパーマー、最優秀GKのサンチェス、最優秀若手のドゥエ [写真]=Getty Images
 FIFAクラブワールドカップ2025・決勝が13日に行われ、チェルシーがパリ・サンジェルマン(PSG)を3−0を破った。試合後、今大会の表彰式が行われ、受賞選手が明らかとなった。

 大会最優秀選手(MVP)に輝いたのは、チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマー。グループステージの戦いでは、第3節エスペランス戦(○3−0)で温存されたとはいえ、ノーゴールノーアシストと大人しかったが、決勝トーナメントに入ってからは“復活”。ラウンド16のベンフィカ戦(○4−1)では、延長後半終了間際に同国MFキアナン・デューズバリー・ホールのダメ押し弾をお膳立て。準々決勝のパルメイラス戦(○2−1)では得意の左足で先制ゴールを奪う。迎えたPSGとの決勝戦では、2ゴール1アシストと全ゴール関与の大暴れ。最終的には6試合出場3ゴール2アシストの個人成績で、チェルシーを初代チャンピオンに導く活躍を見せ、堂々のMVPに名を連ねた。

 最優秀GK賞は、チェルシーに所属するスペイン代表GKロベルト・サンチェスが選ばれた。大会前にはそのパフォーマンスに対する疑問の声も少なくはなかったが、今大会は総じて安定感のあるパフォーマンスを披露。特に決勝のPSG戦では、フランス代表FWデジレ・ドゥエや同FWウスマン・デンベレの決定機を自らのセービングで凌ぎ切っただけでなく、攻撃面では先制点の起点にもなり、チェルシーの3−0での勝利に大きく貢献。準決勝のフルミネンセ戦(○2−0)に続くクリーンシートを達成し、大会を通しては6試合の出場で5失点という成績だった。

 また、最優秀若手選手賞には、PSGに所属するドゥエが選ばれた。現在20歳のドゥエは、大会を通して全試合にスタメン出場。ゴールは準々決勝バイエルン戦(○2−0)で挙げた1点のみだったが、持ち前の突破力やチャンスクリエイト能力でPSGの攻撃陣をけん引する存在だった。

 なお、表彰式では得点王としてレアル・マドリードに所属するスペイン人FWゴンサロ・ガルシアの名前が読み上げられた。同選手は今大会、フランス代表FWキリアン・エンバペの欠場が続いたこともあってセンターフォワードに抜擢されると、堂々の4ゴールを記録。ベンフィカに所属する元アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、アル・ヒラルに所属するブラジル人FWマルコス・レオナルド、ドルトムントに所属するギニア代表FWセール・ギラシも同じく4ゴールを挙げているが、大会の規定により、唯一1アシストを記録しているゴンサロが得点王を受賞した。

 今大会の各賞受賞者は下記の通り。

◼︎FIFAクラブワールドカップ2025・表彰
▼大会最優秀選手
コール・パーマー(チェルシー)

▼最優秀GK賞
ロベルト・サンチェス(チェルシー)

▼最優秀若手選手賞
デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン)

▼得点王
ゴンサロ・ガルシア(レアル・マドリード)


【ハイライト動画】新生クラブW杯、初代王者に輝いたのはチェルシー!





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