渡辺翔太&畑芽育、浴衣姿で盆踊り大会にサプライズ登壇! 松原タニシの怪談話に会場から悲鳴

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2025年07月14日 17:40  クランクイン!

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映画『事故物件ゾク 恐い間取り』渡辺翔太&畑芽育&松原タニシ、新宿・霞関山本覚院太宗寺にて行われた盆踊り大会にサプライズ登壇 (C)2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会
 7月25日公開の映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の主演・渡辺翔太(Snow Man)、ヒロイン役の畑芽育、原作者の松原タニシが、7月13日に新宿・霞関山本覚院太宗寺にて行われた盆踊り大会に、浴衣姿でサプライズ登壇。トークや怪談話で会場を大いに盛り上げた。

【写真】赤と黒の浴衣が似合うSnow Man・渡辺翔太

 本作は、邦画ホラー史上最大級の大ヒットとなる興行収入23.4億円を記録し、社会現象になった『事故物件 恐い間取り』のシリーズ最新作。前作に続き、中田秀夫監督がメガホンをとる。原作は、実際に事故物件に住み続けている松原タニシによる『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ(二見書房刊)。

 この度、7月13日に新宿・霞関山本覚院太宗寺にて行われた盆踊り大会にて、本作の公開直前夏祭りイベントを実施。前座としてお化けにふんしたキッズダンサーが登場し、主題歌「SERIOUS」ゾクゾクダンスを披露。会場全体が盛り上がってきたところで、浴衣を身にまとった渡辺翔太、畑芽育、原作者の松原タニシの3名が順に登場した。

 まずは松原が登壇し、驚く観客へ向けて「原作者の松原タニシと申します。現在事故物件に7軒同時に住んでおります。よろしくお願いします」と自己紹介すると、とっておきのゾクっとする怪談話を披露。「かれこれ事故物件に10年以上住んでて、今24軒目です。次に25軒目として借りようとしているのが、大阪にあるとあるマンションの402号室。そこへ内見に行った人の話です…」と話し始めると、会場は固唾をのんで松原を注目。

 「家賃7万円のはずがそこだけ3万円という破格の値段。いざ内見に行き中に入ると、スリッパに何かくっついてくる。不思議に思って見てみるとそこには髪の毛が。次にロフトを見るために階段を登るとそこにも髪の毛。極めつけは、ロフトが全面真っ黒になるほど髪の毛が敷き詰められている…!不動産屋が言うには『片づけても片づけてもこうなってしまうんです』と」。

 そんな“髪の毛”エピソードで会場を恐怖に包み込み、さらに「僕と握手をすると心霊現象が起きると言われているんですが、前に男性と握手をした時にその場でメガネが割れたんです。後日その方とまた会うと、寝息を録音したときに女性の声が聞こえたから、その幽霊はタニシさんからもらった霊ではないか…と」と話すと、ここでまさかの本物の音源を流し、悲鳴が響く。男性の歯ぎしりにかぶさるように「大丈夫…?」と心配する“優しい”幽霊の声が聞こえたというこの現象は、本作にも盛り込まれているそう。

 その後ついに、渡辺、畑が登壇。会場の盛り上がりが最高潮になる中、渡辺は「Snow Manの渡辺翔太と申します。今日のイベント、登壇自体がサプライズなのでリアクションが心配だったんですけど、皆さん黄色い声援をありがとうございます! 映画が公開されるのでぜひチェックしてください!よろしくお願いします」と呼びかけると、続けて畑が「畑芽育と申します。サプライズの登場にも関わらず、こうしてたくさんの方に来ていただいてありがたいです。短い時間ですが、楽しんでいただけたらなと思います。よろしくお願いします!」とあいさつ。

 この日浴衣姿だった渡辺が「プライベートで浴衣を着ることはないので、夏を感じられて嬉しいです」と語ると、その瞬間空にはくっきりと大きな虹が。畑は「虹がかかってます!縁起がいい!」と喜びの声を上げ、渡辺も「映画ヒットの予感がします!」と笑顔を見せた。

 夏祭りの話題の際、子供のころよく祭りに行っていたという渡辺は、定番の屋台メニューは焼きそばだとコメント。そして金魚すくいもやりたいと語り、「グループではラウールが上手いです」と明かした。心霊現象に遭遇しやすい松原は「一昨年、大阪の盆踊り大会に行ったら、少女が誰にも当たらずに僕の目の前まで来て『貴方顔が曇ってるよ』と言って帰っていった」と恐怖エピソードを披露した。

 渡辺と畑は、今回ホラー映画初挑戦。渡辺は「撮影中に照明が急に割れたり、撮影現場で金縛りにあったり、お化けの仕業かはわからないけどトラブルに巻き込まれました。幽霊は優しい人に憑りつきやすいから、だから僕は優しい人なのかな」と、ユーモアを交えながらコメント。続けて「もう一つ恐かったのが、畑さんの演技。涙のシーンを連続で5回撮ったんですけど、全テイク同じタイミングで涙を流していて、プロの俳優さんの技量を間近で見て、いい意味で恐いなと思いました」と畑を絶賛。さらに畑が、Snow Manの阿部からお弁当とお菓子差し入れがあったと明かすなど、Snow Manメンバーとの心温まるやりとりも明かされた。

 そして本作の注目ポイントを聞かれると、松原は「渡辺さんの顔! 自分が体験してきたことはこんなに恐かったんだと渡辺さんの顔を見て気づいた」とコメント。渡辺は「実話を基にしてるから、これが現実で起きてるんだ、という見方をするとより恐さ倍増で観れるのかなと思います」と語り、畑は「観終わった後に自分の家がもしかしてと考えてしまうくらい…」と恐さを強調した。

 なお本作のお化けの登場数は、なんと前作の2倍以上。渡辺は「5歳児のお化け役の子に撮影中ずっと膝の上や背中に乗られていたから、ずっとお化けに憑りつかれていました」と振り返る。畑は、お気に入りのお化けシーンについて「2軒目の旅館に出てくるお化けです。切なさや心苦しさもあり、でもお化けのクオリティが高くてとても気に入ってます」と語った。前作に続いて本人役で登場した松原は「3軒目のおばあさんがめちゃくちゃ恐いメイクのまま、『原作者の方ですか!出演させていただきありがとうございます!』とあいさつされた」と明かし、会場の笑いを誘った。

 そんな和やかな撮影現場の様子などが語られた後、話題は“劇中の恐さ”に。渡辺は「1軒目の事故物件はマンションの一室だから、より生々しいですね」と振り返り、リフォームなどはせず、本物のシミや薄暗さを使用していたことを明かした。さらに「夜に鳴るインターホン…。映画だと音で脅かされる恐さもあるから、一人暮らしの方は1軒目からパンチがあるんじゃないかな」と観客へ“警告”も。そして最後は3人それぞれ作品をPRして、和やかにイベントを締めくくった。

 映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は、7月25日より全国公開。
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