
【写真】伸びる伸びる! 魔改造された巨大シャボン玉
今回魔改造するのは、シャボン玉を作るロープのおもちゃ。おもちゃをマシンにして、25m走る間にどれだけ長いシャボン玉を作れるかを競い合う。シャボン玉の元となる液体も魔改造する。
参加するのは、精鋭チームを結成して福岡から参戦する『K州大学』、国内で高いシェアをもつATM機器やプリンターなどを開発・製造する大手メーカー『O電気』、様々な家電製品から人工衛星まで、岩崎弥太郎から始まる総合電機の巨大企業『M菱電機』の3チーム。
ポイントは「どのようにシャボン玉を作りながら走らせるか」。各チームはまずシャボン玉の構造を研究。シャボン玉は長く伸びるとすぐに割れ、マシンが走る際の微妙な振動でも割れてしまう。そして走るスピードも重要だ。速すぎても遅すぎても、シャボン玉は長く伸びない。元のロープのままだと、シャボン液を多く吸収できず、途中で液切れして割れてしまう。
さらにシャボン液の魔改造も重要。元のままでは液体の粘性が足りず、長く伸びない。どんな成分を加えればいいか? 各チームはテストを繰り返し、あらゆる液体、物質、食材を試し、粘性を改良する。しかし、シャボン玉が長く伸びても、今度は、重さで地面に着いて割れてしまう。「割れない走り方とは?」「液を供給しながら走るには、どうすれば?」「粘性をどう上げる?」。答えが見えない超難題にエンジニアたちはもがき苦しむ。
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『魔改造の夜』は、NHK総合にて8月8日19時30分放送。