越冬した植物がなかなか目覚めない……。一見枯れてしまったかのように茶色くなった植物を復活させる様子がYouTubeで注目を集めています。
この動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「ダンディになりたいM」さん。気になるモノや気になるコト、こだわったモノなどを中心に、観葉植物や塊根植物の育成記録なども発信しています。
過去にはガジュマルの“幹”を土に埋めて検証する動画が話題になりました。
今回の動画では、温室や外で越冬させた植物たちが春になっても芽吹かず、生きているのか死んでいるのか分かない状態だと伝えたMさん。
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パキプスやセンナメリディオナリスの実生株はすでに葉が落ち、枝にも芽吹きの兆候は見られません。しかし枝にシワは入っておらず、判断がつかない状況が続いていました。
加温なしの温室に置いていたコミフォラカタフや赤肌のモンストローサー、ボスウェリアネグレクターも同様に新芽が出る気配がなく、全体が茶色くなって乾いたような印象に。中には0度を下回る環境を経験した株もあり、「生きてるのか死んでるのかわからない状態」と伝えています。素人目には、とても生きているようには見えません……。
そんな状態の植物たちを起こすためにMさんが試したのは……“腰水”です。腰水とは、鉢のまま水を張った容器に入れ、鉢底から水をじわじわと吸わせることで乾いた土や根に水分を届ける方法です。
「たいがい、これで芽吹いてきます」とMさん。今回は鉢の下に置いた受け皿に水を張り、しばらく様子を見ました。
腰水を始めてから約2週間、植物たちに変化が現れます。枝からは新芽が顔を出し、Mさんは「茂ってきてるやん。大違い」と感嘆の声をあげます。0度を経験したネグレクターからも新芽が次々と現れ、見事復活。
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また、幹が細くて体力がなさそうなパキブスから新芽が確認できたため「こうなればもう安心」とうれしそうにコメントしていました。
なお、腰水をしてもなかなか芽が出ない株については室内へ移し、ヒーターで加温しながら様子を見るなど、環境を変えながら丁寧にケアを続けていくとのことです。
この植物を復活させる方法には、「そんな寒くても耐えられるんですね」「生命力が凄い!!」という声や「新緑はやはり美しいですね」という声が寄せられていました。
Mさんは引き続き、育てている植物たちの成長を同チャンネルで発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ダンディになりたいM」さん(@dandym)さん
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