【小倉記念】レース史上最高齢Vなるか 9歳のダンディズムが一発狙う

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2025年07月16日 18:00  netkeiba

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小倉記念2025に出走予定のダンディズム(24年2月撮影、ユーザー提供:harunyannさん)
 古豪のダンディズム(セ9、栗東・野中賢二厩舎)が、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)のレース史上最高齢制覇を目指す。

 ダンディズムは父マンハッタンカフェ、母ビューティーコンテスト、母の父シングスピールの血統。半兄のムーンクレストは17年のポートアイランドSの勝ち馬。伯母のダリアナ(Dariana)は10年のBRCクイーンズランドダービーを制している。

 ここまで42戦5勝。22年3月に御堂筋Sを制してオープン入り。その後は惜敗が目立ったが、24年の小倉日経オープンで待望のオープン初勝利を手にした。重賞は16回参戦して未勝利だが、23年の福島記念が2着、24年の福島記念とステイヤーズSが3着と、何度も善戦。このメンバーなら実績は上位だ。不安材料を挙げるなら、明けて9歳となった今年3戦が物足りないことだが、見限るのは早計だろう。

 今年で61回目を迎える小倉記念だが、最高齢制覇は09年のダンスアジョイの8歳。グレード制が導入された84年以降に限ると、9歳以上は延べ6頭が出走し、03年のグリーンブリッツの3着が最高だ。9歳以上の馬として、17年のキーンランドCのエポワス以来、8年ぶりのJRA平地重賞制覇となるか。古豪の奮闘に注目したい。

【9歳以上のJRA平地重賞制覇】
・02年シルクロードS・ゲイリーフラッシュ(牡9)
・07年小倉大賞典・アサカディフィート(セ9)
・08年小倉大賞典・アサカディフィート(セ10)
・12年ステイヤーズS・トウカイトリック(牡10)
・17年キーンランドC・エポワス(セ9)

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