旅行や出張に出かけたとき、家族や友人、同僚にどんなお土産を渡したらいいか、迷った経験がある人は多いのではないでしょうか。
そこでねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関西地方在住者を対象に「買ってきてほしい京都のお土産は?」というテーマでアンケートを実施しました。
関西地方に住む人から「買ってきてほしい京都のお土産」として選ばれたのはどれだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
第2位は、宇治市に本社を置く伊藤久右衛門の「宇治抹茶だいふく」で、得票率は4.0%でした。江戸後期に創業した、京都・宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」は、伝統的に行っているお茶づくりのほかに、近年は宇治抹茶生チョコレートや宇治抹茶ロールケーキといった抹茶スイーツの開発を進めてきました。
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そんな伊藤久右衛門の「宇治抹茶だいふく」は、挽きたての宇治抹茶と、四国の和三盆、クリームを合わせた抹茶あんを生地で包んだ一品。普通の大福は冷やすと固くなりがちですが、「宇治抹茶だいふく」の生地は空気が多く含まれているので、柔らかいままで味わえます。
第1位は、京都市左京区に本店を置く阿闍梨餅本舗の「阿闍梨餅」で、得票率は4.7%でした。「阿闍梨」とは仏教用語で、弟子を導く師匠という意味。日本では、天台宗・真言宗の僧位を表しています。「阿闍梨餅」の名前も、比叡山で修行する僧にちなんで命名されたそうです。
阿闍梨餅は大正時代に2代目当主が開発したお菓子で、餅粉をベースに卵などさまざまな素材を練り合わせた生地に、粒あんを包んで焼いた半生菓子。形は阿闍梨がかぶる網代笠をかたどったもので、厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことから考案されています。
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