写真 久々に離れて暮らす親元に帰ったところ、部屋が乱れていたり、少し話がかみ合わなくなってたりしたらとても心配ですね。今回は、そうした一人暮らしの親にプレゼントしたい、安全・安心につながる「プラスワン」の家電を紹介します。
その他の画像はこちら●わずかな出費でより安全・安心な環境を
IHクッキングヒーター(1人用)
親が高齢になると、調理時の火の不始末が心配になります。そこで、都市ガスやプロパンガスのガスレンジから、電気だけで動作する据え置き型のIHクッキングヒーターに交換してはいかがでしょうか?
価格はシステムキッチンに組み込むビルトイン型IHクッキングヒーターより安く、工事も不要です。これまで使ってきたガスレンジを撤去・廃棄すれば、元栓を閉めた上で、ガスレンジ台にIHクッキングヒーターを置きっぱなしにできます。
アイリスオーヤマの「IHコンロ1400W IHK-T391-B」など、1人用が主流ですが、同じくアイリスオーヤマの「2口IHコンロ IHK-WT41-B」のように、フライパンや鍋を二つ並べて調理できるタイプの製品もあります。
屋外用ソーラー対応防犯カメラ
戸建ての場合、年齢を問わず、防犯カメラの設置を検討すべき状況になりつつあります。自宅用なら将来的な買い替え(アップデート)を視野に価格重視で選んでも問題ないかもしれませんが、高齢の親が住む戸建てに設置するなら価格より機能を重視して選んだ方が安心でしょう。
例えば、Ankerのドーム型防犯カメラ(屋外用カメラ)「Eufy SoloCam S340」は、ソーラー駆動なので外部コンセントへの配線や接続工事は不要で、録画した映像はクラウドではなく、本体のストレージに保管するため、月額料金も発生しません。
なお、犯罪の抑止を目的としたダミーカメラではなく、しっかり映像を記録する防犯カメラを設置する場合、原則、無線LAN(Wi-Fi)環境が必要です。Wi-Fi環境を構築するには、FTTHサービス(固定回線)または据え置き型のホームルーターを契約する必要があり、月額料金が発生しない買い切り型の製品でもランニングコストはかかります。
●食」にこだわって暮らしに彩りを
ポータブルブレンダー
健康意識の高まりを受け、手軽にジュースが作れるポータブルブレンダー市場は今後伸びていくと予想されます。年齢を問わず、ポータブルブレンダーが1台あると気軽に野菜や果物を摂取でき、健康増進効果が期待できます。
様々な製品が販売中ですが、スマートフォンで知られるXiaomi(シャオミ)が今年発売した「Xiaomi ポータブルブレンダー」は、フレッシュジュースをわずか40秒で作れてなめらかでクリーミーに仕上がります。充電ポートはおなじみのType-Cで、1回の充電で最大12杯分作れます。
精米機
最後に、玄米の精米や白米みがき(リフレッシュ)モードによるおいしさアップに欠かせない精米機を紹介します。通常、白米は精米した状態で店頭で売られているため、精米機は利用者が限られるニッチな家電です。ただ、精米機を利用すると、いわゆる古古古米である「備蓄米」や長期の自宅保管で古くなったお米をおいしく食べられます。
大半の精米機は機能性重視の味気ないデザインですが、エムケー精工の最大2合の小型精米機「COPON(コポン)SMH-201W」はとてもデザイン性が高いです。もちろん、栄養価の高い分づき米や胚芽米も手軽に作れます。
今回紹介した「IHクッキングヒーター」「屋外用ソーラー対応防犯カメラ」「ポータブルルブレンダー」「精米機」は、主要オンラインショップで簡単に購入できますが、できれば帰省時に品揃えが充実した大型家電量販店に親と一緒に行って複数の商品を比較した上で購入すると良いでしょう。最近の大型家電量販店は、体験・体感を重視した、滞在するだけで楽しい店なので、帰省中のおでかけ先として最適です。(ななしW)
■Profile
ななしW
ライター。『ムーミン』グッズを集めている
※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。