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<ヤクルト3−2巨人>◇17日◇神宮
代役“抑え”が粘った。ヤクルト大西広樹投手(27)が1点リードの9回にマウンドを託され、今季2セーブ目を挙げた。2死満塁まで攻められたが、最後は巨人4番坂本を空振り三振に切った。狙い通りに外角低めに137キロスライダーを決め、ハーフスイングを誘った。「石山さんがしっかり帰ってこられるまでカバーできたら。そこの気持ちはみんな一緒だと思う」。石山が上半身コンディション不良で離脱する中、試合を締めた。
昨季の蓄積疲労もあって、開幕は2軍スタートだったが、ここまで25試合に登板し、防御率0・37の結果を残す。「野手の人がちゃんと守ってくれているところが一番大きい」とバックへの感謝を忘れない。
今後、守護神は日替わりでやりくりしていく。「時には順番も入れ替わる。その時、その時を決めていく」と高津監督。7回の荘司、8回の星も無失点でつないだ。ブルペン陣の奮闘で競り勝った。
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