【バレー】21歳甲斐優斗、リリーフサーバーで存在感「いつでも出られる準備を」逆転の立役者に

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2025年07月17日 23:44  日刊スポーツ

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日本対アルゼンチン アルゼンチンに勝利し、写真に納まる甲斐(左)と宮浦(撮影・河田真司)

<買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会>◇第2日◇17日◇男子予選ラウンド第3週◇千葉ポートアリーナ



世界ランキング5位の日本が、同9位のアルゼンチンに3−2のフルセットで勝利した。セットカウント0−2から逆転勝ち。予選ラウンド(R)通算成績を7勝3敗とした。8チームによるファイナルラウンド(30日開幕、中国・寧波)進出へ、大きく前進した。


流れを変えたのは、チーム最年少21歳のアウトサイドヒッター(OH)甲斐優斗(専大)だった。セットカウント1−2の第4セット。19−20と1点を追う場面でリリーフサーバーとして登場すると、サービスエースを決めてみせた。「いつでも出られる準備をしていた。結果が出せて良かった」。チームは息を吹き返し、このセットを25−23で奪取。甲斐の1本で逆転劇を呼び込んだ。


「ブルガリアラウンド終盤からサーブがあまり入っていなかった」と本調子ではなかった中、「まずは初心に返った」と自分の動きを見つめなおした。「サーブトスを高く上げず、低めから上げて、良いポイントで打てるようにした。気付くのに時間はかかったが、修正できるようになった」。試行錯誤が重要な局面での1点につながり「いつも通り、サーブが打てた」と胸を張った。


昨夏はパリオリンピック(五輪)を経験し「試合に出たい思いが強くなった」という。この日は存在感を発揮し「試合に出た時に自分の良さを存分に出してアピールして(首脳陣と)信頼関係を築いていけたら」とさらなる飛躍を誓った。

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