18日は九州などで大雨 関東甲信は強い日差しで梅雨明けか 北陸と東北中心に猛暑

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2025年07月18日 05:48  日本気象協会

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日本気象協会

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今日18日も西日本では発達した雨雲がかかり、大雨になる所も。関東や北陸、東北は強い日差しが照りつけ、猛烈な暑さ。新潟県と福島県には熱中症警戒アラートが発表。できる限りの対策を。

西日本は局地的に大雨

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今日18日は、高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、関東甲信、北陸、東北南部は広い範囲で晴れる見込みです。関東の沿岸部や北陸は昼頃まで雨の降る所がありますが、天気は回復するでしょう。梅雨明けの発表があるかもしれません。

九州から東海は、暖かく湿った空気の流れ込みが続き、変わりやすい天気です。九州や四国、中国地方は断続的に雨の降り方が強まり、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。明け方(午前6時まで)は高知県で線状降水帯が発生する可能性があります。沖縄は、昼頃にかけて雨が降りやすいでしょう。24時間降水量は、高知県いの町の本川で335.5ミリ(5:00まで)、徳島県上勝町の福原旭で261.0ミリ(5:00まで)を観測。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒してください。

東北北部は晴れ間が出ますが、、所々で雨が降りそうです。北海道は断続的に雨が降るでしょう。日本海側やオホーツク海側では雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。前線の動向や雨雲の発達の程度によっては、あさって20日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。

予想降水量

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【24時間降水量(多い所)】
19日午前6時まで
九州北部地方 180ミリ
九州南部   120ミリ
中国地方    80ミリ
北海道    100ミリ

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。高知県では線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

北陸や東北などで猛暑日 熱中症対策を

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最高気温は、全国的に30℃以上の真夏日になる所が多いでしょう。

九州や四国、中国地方は、昨日17日より低い所が多いですが、それでも福岡と広島は30℃の予想です。不快な蒸し暑さが続くでしょう。

近畿から東北にかけては、昨日17日より高い所が多い予想です。最高気温は金沢で35℃、富山と山形で36℃と猛暑日になるでしょう。大阪と東京都心は33℃、仙台は32℃と厳しい暑さです。北海道は雨でも気温が上がり、札幌は31℃の予想です。

熱中症警戒アラートが、新潟県と福島県に発表されています。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、熱中症のリスクが高まります。暑い時間帯の外出はなるべく避けて、エアコンを使って涼しい環境にしてお過ごしください。

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