グローバルショートドラマプラットフォーム「Kanta(カンタ)」サービスを開始 韓国のコンテンツユニコーン企業RIDI(リディ)は17日、グローバルショートドラマプラットフォーム「Kanta(カンタ)」の日本国内向けサービスを正式に開始した。AndroidのPlayストアおよびiOSのApp Storeで配信されている。
【動画】記事内で紹介している作品の予告映像 RIDIはこれまでに『オークの樹の下』『その品格に反抗を』『正統派悪役令嬢の裏事情』など、日本でも人気を博したウェブトゥーン作品を手がけており、今回の「Kanta」は“たった1分で心をつかむ”オリジナルショートドラマを武器に、次世代の視聴体験を提供する。
代表のペ・ギシク氏は「『Kanta』を通じて新しい形のドラマを日本市場にお届けできることを大変うれしく思います。今後もオリジナルコンテンツの製作と投資を拡大し、面白く感動的な作品を継続してお届けしていきます」とコメントしている。
ショートドラマ市場は世界的に急成長しており、ショートドラマアプリの世界累計ダウンロード数が9億5000万件を突破し(2025年3月、Sensor Tower調べ)、日本国内の縦型ショートドラマ市場は、2026年には10億ドル(約1530億円)に達すると予測されている(YHリサーチ)。
「Kanta」では、ドラマ、ラブコメディ、ロマンスファンタジー、サスペンス、ミステリー、復讐系、ドロドロ(崖っぷち)、爽快、アクション、時代劇など、バラエティ豊かな作品を配信予定。8月からは毎週3本以上の新作に加え、毎月ハイクオリティな「Kanta」オリジナルショートドラマも公開される予定だ。
■オリジナル最新作『電脳サラリーマン、チョン課長』
8月8日からは、オリジナル最新作『電脳サラリーマン、チョン課長』(全33話)の配信が決定。2種類のポスターとキャラクター映像が初公開された。
本作は、大手企業の万年課長・チョン課長が、自ら開発したスマートグラス「電子頭脳アルファ」を駆使して、理不尽だらけのオフィスやクセ者ぞろいの悪人たちを相手に逆転劇を繰り広げる爽快アクションドラマ。
主演は韓国の人気お笑いタレントで俳優のチョン・ジュナ。誰よりも誠実でまっすぐだが、どこか抜けていて不器用な一面も持つ愛されキャラで、仲間のためにはどんな困難にも立ち向かい、失敗を重ねながらも成長し続ける――そんな「平凡だからこそ特別」なヒーロー像を、ユーモアと温かさたっぷりに演じる。
また、課長を慕うインターン・ミンヒョク役には、世界的人気K-POPグループ・ATEEZのユンホがキャスティングされ、初のショートドラマに挑戦。情熱にあふれ、初々しく人懐っこいキャラクターをフレッシュに表現している。
共演したチョン・ジュナは「ユンホとは以前から親しく、今回一緒に演じられて本当にうれしかったです。現場でも誠実な姿勢に刺激を受け、息の合った演技ができたと思います」と語り、ユンホも「チョン・ジュナ先輩の演技から多くを学び、現場で頼れる存在でした」と互いの信頼を強調。
解禁されたビジュアルと縦型予告編では、スーツを身にまといメガネ姿のチョン課長とイケメン新入社員ミンヒョクに扮した2人の姿が。どこか笑いを誘うコミカルなシーンや本格的なアクションシーンも登場し、本作への期待が一気に高まる仕上がりとなっている。オフィスを舞台にした“平凡なヒーロー”の成長物語が、スマホで気軽に楽しめる新たなスタイルで届けられる。
「Kanta」は、現代のスキマ時間に寄り添う“縦型ドラマ”の可能性を広げ、日本の映像視聴体験に新たな風を吹き込む存在となりそうだ。
★「Kanta」オリジナル注目作
■『私の一日婚約者』(全50話)
#ラブロマンス #イケメン御曹司 #契約結婚 #オフィス
一日だけ婚約者になりませんか」平凡な女性ソン・ヨミンが財閥2世チャ・ガンヒョンの一日婚約者になってから巻き起こる、オフィスラブコメディー
■『19アゲイン母は正義の味方』(全50話)
#ラブロマンス #学園もの #入れ替わり
伝説の元ヤンママが娘の体に憑依して校内暴力のいじめっ子達に仕返しする爽快なドタバタストーリー
■『思いがけないお見合い』(43話)
#ドラマ #ラブロマンス #イケメン御曹司
仲介人のミスによってお見合いすることになった二人。お見合いが上手くいったと嘘をついたことから始まるドタバタラブコメディー
■『あの日、代表と寝たのは誰..? 』(64話)
#ラブコメディ #オフィス #ラブロマンス #ワンナイト
酒に酔って一夜を過ごした相手はまさかの代表?ワンナイトの相手を誤解し覚えていない代表と、その関係を秘密にするハリン。誤解の中でも惹かれ合っていく男女の社内恋愛コメディー。
動画を別画面で再生する