【バドミントン】シダマツ国内最終戦で初4強 韓国ペア2−1で撃破 悲願初Vへあと2勝

0

2025年07月18日 13:12  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ダイハツジャパンオープン2025 準々決勝に臨む女子ダブルスの志田(手前)、松山組(撮影・小沢裕)

<バドミントン:ジャパン・オープン(OP)>◇第4日◇18日◇東京体育館◇女子ダブルス準々決勝



愛称「シダマツ」こと志田千陽(28)松山奈未(27)組(再春館製薬所)が、国内最後の大会で4強入りを決めた。


世界ランキング2位の2人は、2−1で同7位のキム・ヘジョン、コン・ヒヨン組(韓国)に勝利。これまでジャパンOPの過去最高は8強が3度だったが、初めて準決勝に進出した。今月8日に世界選手権(8月、パリ)をもってペアを解消すると発表した中、悲願の初優勝まであと2勝とした。


第1Gを19−21で落としたが、第2Gは4連続ポイントなどで流れをつかみ21−19で接戦をものにした。第3Gは二度逆転を許しながら、21−18で勝ち切った。


“鬼門”を突破し、志田は「ここを越えられたのが一番大きい。勝った瞬間『よっしゃー!』って涙が出ちゃった。勝ってうれしいのか、越えられてうれしいのか分からない…。今日は本当にやりきった」と振り返った。松山も「シーソーゲームで自分たちの気持ちが切れなかった。8強の壁を越えられてうれしい」と喜んだ。


昨夏のパリ五輪で銅メダルを獲得したが、その後は2人の間でモチベーションに差が生じたこともあり、ペア解消を決断。志田は五十嵐有紗(旧姓東野)と女子ダブルスを継続し、松山は混合ダブルス転向を視野に競技を続ける。


「シダマツ」での試合出場は今大会を含めて残り3大会を予定しており、国内ではジャパンOPが最後。優勝すれば、日本の女子ダブルスでは18年福島由紀、廣田彩花以来、3組目となる。


準決勝は19日、決勝は20日に行われる。【飯岡大暉】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定