ウェストハム、“退団濃厚”のグリーリッシュに関心も…PSRの壁によりマンCの譲歩が必須?

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2025年07月18日 14:01  サッカーキング

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マンチェスター・シティに所属するグリーリッシュ [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュに、ウェストハムが関心を寄せているようだ。17日、イギリスメディア『TEAMTALK』が伝えている。

 現在29歳のグリーリッシュは6歳でアストン・ヴィラのアカデミーに入団し、ユースチームを経て2011年に16歳でトップチームへと昇格した。レンタル先のノッツ・カウンティで結果を残し、2014−15シーズンにアストン・ヴィラへ復帰。中心選手としての活躍を経て、2021年8月にマンチェスター・シティへの完全移籍を決断した。加入初年度から新天地で定位置を確保したものの、近年はプレータイムが減少。在籍4年目の2024−25シーズンも苦しい時間が続き、リーグ戦では20試合出場1ゴール1アシストの成績にとどまった。

 FIFAクラブワールドカップ2025の帯同メンバーからも外れるなど、現時点で事実上の“構想外”となっているグリーリッシュ。一方、マンチェスター・シティとの現行契約を2027年6月まで残す同選手に対しては、プレミアリーグ内外の複数クラブによる関心が噂されており、今夏の移籍市場での動向に注目が集まっている。

 そんななか『TEAMTALK』は、ウェストハムがグリーリッシュの獲得を検討中と報道。他クラブでは特にエヴァートンが強い関心を示しているため、争奪戦が勃発する可能性を指摘した。

 しかし、ウェストハムには金銭面で大きな障壁が存在する模様。ウェストハムはプレミアリーグが定める収益性および持続可能性規則(PSR)に関する問題を抱えており、移籍市場での動きには慎重さが求められる状況だという。そのため、グリーリッシュの獲得に関しては「完全移籍」よりも、「レンタル移籍」が現実的な選択肢であり、マンチェスター・シティ側が給与の一部または大半を負担することに同意しなければならないと見られている。

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