【DeNA】藤浪晋太郎、甲子園帰還を心待ちも「ブーイングだけされなければいいなと(笑い)」

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2025年07月18日 16:44  日刊スポーツ

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入団会見に臨むDeNA藤浪(撮影・鈴木みどり)

DeNAに新加入した元阪神の藤浪晋太郎投手(31)が18日、横浜市内の球団事務所で入団会見に出席した。


プロ入りから10年間を過ごした古巣阪神については「特別、力まないようにしたいですし、甲子園で投げられるのも楽しみなので。横浜スタジアムでしっかり投げて甲子園でも投げるチャンスが巡ってくれば」と話した。「楽しみですし、2、3年前まで味方だった選手が敵になるわけですけど、全力で抑えていきたい。個人としては甲子園で投げるのも楽しみですし、ブーイングだけされなければいいなと(笑い)」と笑顔で語った。


対戦したい打者に挙げたのは猛虎の主砲だ。「佐藤輝明選手とかは楽しみかなと思います」。両リーグトップの24本塁打をマークしているとあって「リーグで今一番の打者でしょうし、魅力的な打者。秘策はないですけど、余裕があれば力勝負をしたいなと」と力を込めた。


藤浪はマリナーズ傘下3Aタコマを6月にリリースされ、16日にDeNAが今季の選手契約を締結したと発表した。阪神在籍最終年の22年以来、3年ぶりのNPB復帰となる。背番号は27に決まった。


今季、1月にマリナーズとマイナー契約を結んだが、メジャー登板はゼロ。3Aで21試合に登板し、2勝1敗4ホールド、防御率5・79だった。一時は制球難に苦しんで防御率も13点台まで悪化したが、5月18日のアルバカーキ戦からは8試合連続無失点と状態を上げていた。


チームはここまでリーグ3位のチーム防御率2・70。シーズン序盤は東、ジャクソン、ケイ、バウアーら先発陣と伊勢、ウィック、入江ら勝ちパターンが安定していた。


一方で先発陣ではバウアーが一時は不調で出場選手登録を抹消され、救援陣では入江が右上腕の神経障害、ウィックが上半身のコンディション不良で離脱。火の車状態とあって、経験豊富な藤浪は貴重な戦力になり得る。


NPBでは通算189試合登板、日本人メジャー歴代最速102・6マイル(約165・1キロ)という潜在能力の高さを備える長身右腕が、横浜奪首へと導く。

このニュースに関するつぶやき

  • ぶつけなければブーイングされませんよ。タイガース以外のチームが味わってきた藤浪死球恐怖、とうとうタイガースも思い知る時が来ましたね。 でも、今度こそ大成する事を願っています。
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