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2025年07月18日 17:30 ねとらぼ
限定公開( 1 )
「機動戦士ガンダム GQuuuuuuX(ジークアクス)」版のゲルググに、対ニュータイプシステム「EXAM(エグザム)」を搭載したら……? そんな空想を形にしたガンプラが、X(Twitter)で反響を呼んでいます。
EXAMはセガサターン用シューティングゲーム「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」などに登場した、ニュータイプの駆逐を目的とするシステム。パイロットをサポートして強大な戦闘力をもたらす一方で、“目的”が果たされるまで無差別に戦闘を繰り返す恐ろしい性質があります。端から見ると暴走ですが、これまた恐ろしいことに開発意図通りの「仕様」なのです。
ジオンのクルスト・モーゼス博士が開発したのち、彼の亡命により地球連邦へ渡り、陸戦型ジムの頭部に組み込まれることに。その後陸戦型ガンダムをベースとする新機体「ブルーディスティニー1号機」へ移植され、プレイヤーが操作するエースパイロット「ユウ・カジマ」の乗機となりました。
では、ジオンが勝利した“ジークアクス時空”ならばクルスト博士は亡命せず、ブルーディスティニーもジオンで開発されるのでは? そんな発想から生まれたのが、話題のガンプラ「ゲルググ(ブルーディスティニー1号機)」。モデラーのS.C.(@SC_jaegerM)さんが、「HG 1/144 ゲルググ スガイ機(GQ)」をベースに製作したものです。
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製作に当たっては、全体のカラーリング青基調でまとめ、バイザーをEXAM起動時の攻撃的な赤に。頭や肩の形状を変更し、胸部バルカンや有線ミサイルランチャーを加えるなど、改造も施して原作に寄せています。
なにぶん、ジークアクス版のゲルググは、シャアが奪取したガンダムをベースに開発された設定。おかげで正史におけるガンダムの量産機「ジム」そっくりなものですから、「青いジム」と呼ばれた機体を再現するにはうってつけで、改造も違和感なく仕上がっています。
また、ネットゲーム「GNO(※)」では、ジオン陣営がクルスト博士の亡命阻止に成功した場合、EXAM搭載型のゲルググを開発できたことも奇妙な因果を感じさせます。“こっちの世界”のゲルググにEXAMを積んだら、“あっちの世界”のブルーディスティニーになっちゃった……?
※2002年から2009年まで稼働していた大規模MMO「ガンダムネットワークオペレーション」
いろいろと想像をかきたてるガンプラは、「本家よりも強そうだし似合う」「殺意高そうなところが良く似てる」「シイコさん(※)乗せたらいよいよNT殺すマシンになっちまう」など、さまざまな反応を呼んでいます。
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※ジークアクスでゲルググに乗っていた元連邦軍のエースパイロット。ニュータイプへ強い執念を抱いている
画像提供:S.C.(@SC_jaegerM)さん
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