ジョージ秋山「浮浪雲」NHKでドラマ化 出演者に佐々木蔵之介、倉科カナ、イッセー尾形

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2025年07月18日 18:05  コミックナタリー

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左から倉科カナ、佐々木蔵之介、イッセー尾形
ジョージ秋山「浮浪雲(はぐれぐも)」がドラマ化され、2026年にNHK BS、NHK BSP4Kで放送されると明らかに。佐々木蔵之介、倉科カナ、イッセー尾形が出演する。

【画像】ジョージ秋山

舞台は幕末の品川宿。浮浪雲こと雲は、女物の着物をまとい、髪をおでこの前で結んだ風変わりな男だ。雲のように掴みどころのない風体で日々を気ままに生きながらも、誰よりも深く人を見つめる彼は、いつの間にか人々の運命を優しく動かす。物語はしっかり者の妻・かめと成長途中の息子・新之助との家族模様を軸に進んでいく。雲が営む問屋場・夢屋の面々との賑やかな日常に加え、清水次郎長や坂本龍馬、沖田総司ら歴史上の人物との邂逅も描かれる。原作は1973年から2017年の44年間、ビッグコミックオリジナル(小学館)にて連載された。

人にも物にも執着せず、誰からも不思議と好かれる風変わりな男・浮浪雲役は佐々木。おおらかで愛嬌たっぷりな雲の妻・かめ役を倉科が務める。夢屋の番頭で、働かずにふらふらしている雲の代わりに店を仕切る欲次郎役は尾形。ほか川原瑛都、渡部豪太、中越典子、六平直政、佐戸井けん太、前野朋哉、入山法子がキャストに名を連ねた。

■ 佐々木蔵之介(浮浪雲役)コメント
「浮浪雲」で雲を演じます、佐々木蔵之介です。
何ものにも縛られず、ゆらりと生きる。
のんびり、流れる雲の如し。
「人生で一番大切なことは、機嫌がいいこと」
まったく芯が通っています。
何かと息の詰まる日々に、ふわりと涼やかな風の通り道をつくってくれる、そんな作品をお届けできたらと思っています。
どうぞお楽しみに。

■ 倉科カナ(かめ役)コメント
主人公・雲(くも)の妻・かめを演じます!
雲は仕事そっちのけでいつも遊んでばかり、無類の酒好き女好き、飄々としていて、本心は何を考えているのか中々掴めない。
そんな雲にメロメロで、夫を支えているとは言いませんが翻弄され翻弄するような役柄です。
時代劇ですが少しポップで年代を問わず、クスッと楽しんでいただける作品となっています。
挑戦的な時代劇です!
力を抜いて挑みたいと思います。

■ イッセー尾形(欲次郎役)コメント
時代劇は自由そのもの。ちょんまげを乗せればリアリティとはサヨナラできるところがあって、とても楽しいです。と、勝手に思ってます。カツラをつけると少々頭は重いんですが、頭の中は軽いんです。さて、時代は幕末、かな。風雲急を告げる世の中にあって宅配便みたいな生業をしている問屋場「夢屋」ですが、いつもごった返ししているような人間模様という有様。佐々木蔵之介さんや倉科カナさんたちとどんな舞台に、じゃなかったドラマになるのかワクワクしてます!

■ BS時代劇「浮浪雲(はぐれぐも)」(全8回)
NHK BS、NHK BSP4K:2026年放送

□ スタッフ
原作:ジョージ秋山「浮浪雲」
脚本:高田亮(1・2・5・8回) 清水匡(3・4・6・8回)
音楽:遠藤浩二
制作統括:落合将(NHKエンタープライズ)、原克子(松竹)、磯智明(NHK)
プロデューサー:佐野元彦(NHKエンタープライズ)、並川弥央(松竹)、勝木孝(松竹)
演出:一色隆司(1・2・3 回) 井上昌典(4・5・6回) 服部大二(7・8 回)

□ キャスト
佐々木蔵之介、倉科カナ、川原瑛都、渡部豪太、中越典子、六平直政、佐戸井けん太、前野朋哉、入山法子、イッセー尾形 ほか

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  • 渡哲也版もまた見たいな〜
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