【ロッテ】吉井監督、先発田中晴也に「下位打線簡単に出すと…しっかり練習してもらう」/一問一答

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2025年07月18日 23:16  日刊スポーツ

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ロッテ対オリックス 8回表、投手交代を告げベンチに引き揚げるロッテ吉井監督(撮影・鈴木正人)

<ロッテ3−8オリックス>◇18日◇ZOZOマリン



ロッテは延長戦にもつれた一戦を落とし、今季最多となる借金「19」に到達し、パ・リーグ最速の50敗となった。


9回に先頭上田希由翔内野手(23)が四球で出塁し、サヨナラの走者を出すも、宮崎竜成内野手(24)の犠打失敗で無死一塁から走者を進められず。さらに代走小川龍成内野手(27)が二盗失敗、代打藤岡裕大内野手(31)は見逃し三振に倒れて絶好機をミスでつぶしていた。延長10回に5番手で登場した鈴木昭汰投手(26)が一挙5失点と大崩れした。


裏の攻撃で追いつけず、交流戦明けから続くカード初戦全敗記録は「7」に伸びた。


先発の田中晴也投手(21)は6回3失点。昇格即スタメンだった高部瑛斗外野手(27)は、一時逆転打含む2安打2打点でアピールした。この日補充選手としてオールスター初出場を決めた藤原恭大外野手(25)は、2死から出塁して2得点をもたらすなど、猛打賞の活躍でチャンスメークした。吉井理人監督(60)の一問一答は以下の通り。


   ◇   ◇   ◇


−先発した田中晴は粘ったというべきか


調子悪かったですね。ただこれまだ2年目の3年目か、実質1軍2年目か。2年目のピッチャーなんで、こういうこと言うと厳しいですけども、やっぱり下位打線から始まるときに下位打線簡単に出しちゃったら、上位回ってくると、きつくなるんでね。ああいうところはしかも点取ってもらった後、下位から始まってるんで、まだどういう気持ちで投げてたか聞いてないんであれなんですけども、ああいうところしっかり抑えていかないとやっぱ勝てるピッチャーにならないんで、これからしっかりそういうのも含めて田中にはしっかり練習してもらいます。


−打線は宮城から3点取った


そうですね。今日、宮城のデータからいくと、右バッターの打てるっていうデータ出てるんですけども、マリーンズに限って言えば左の方が打ってたんで、その左バッター達がしっかり打ってくれて、宮城に対してはいい攻撃をしてくれたと思います。


−10回は鈴木投手がまさかという結果


鈴木は今年ずっと入りがちょっとうまく入れてなくって、今日もそうだったんですけども、ここ何回か続いてるんで、1回ちょっと調整してもらおうかなっていう風に考えてます。


−それを先ほど鈴木投手とそういう話をされた


そうですね。はい。


−西川、山本の1、2番は昨日に続いて。監督としてはどういったところに期待


もちろん左ピッチャーで、さっきも言ったように宮城投手からは右の方が打ってるっていうデータもあるんで、まず打席いっぱい回ってくる人たちに出塁してもらってと思ったんですけども、今日はちょっとこっちが指示した狙い球と逆の球の方が多くなってたんで、彼ら頑張ってくれたんですけども、こっちの指示が悪かったってことです。


−9回の攻撃で宮崎の犠打失敗が痛かった


そうですね。ああいうところをしっかりやっていかないと、やっぱり強いチームになっていかないかなと思うので、バント簡単なように見えるけど難しいんでね。そこもしっかり練習して、ああいう緊張の場面でも1発で決められるようにやっていきます。


−4番の寺地は2試合目。評価は


4番ってないです、そういうの。4番目なんで。でも、さっきも言ったように、宮城攻略に関してはいいバッティングしてくれたと思います。

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