マリンはローマではトップチームにも帯同していた [写真]=Getty Images パリ・サンジェルマン(PSG)は17日、ローマからU−19イタリア代表GKレナト・マリンの完全移籍加入を発表した。
クラブからの発表によると、マリンはPSGと2030年6月30日までの5年契約契約を締結。2024−25シーズン限りでローマを退団していたため、フリートランファーでの加入となる。
マリンは2006年7月10日生まれの現在19歳。ブラジル・サンパウロの出身ながら、2020年に家族と共にイタリアのローマに移住し、その後ローマのアカデミーに加わった。そのため、イタリア国籍も保有している。
ローマ加入後はU−17、U−18と各カテゴリーを順調に踏破し、2023−24シーズンからは17歳にしてプリマヴェーラ(U−20相当)を主戦場として活躍。2024−25シーズンまでに公式戦通算50試合に出場しただけでなく、同シーズンはローマのトップチームにも帯同。公式戦のゴールマウスを守る機会はなかったが、セリエAだけでなくヨーロッパリーグ(EL)の舞台でベンチに入っていた。
また、2023年9月には、“飛び級”でU−19イタリア代表デビューを飾る。その後もコンスタントに招集を受け、昨年7月に開催されたU−19欧州選手権では、イタリアの正守護神として3試合に出場した。
同選手はプリマヴェーラ卒業にあたり、ローマとの新契約を結ぶことなく、フリーでの移籍を決断。近年、多くの若き才能が集まっているPSGにて、トップチームデビューを目指すこととなった。
なお、FIFAクラブワールドカップ2025で決勝まで駒を進めていたPSGにとって、マリンは今夏“第一号”の補強となる。
【動画】PSGが若きGKを獲得!
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