舘ひろし主演『港のひかり』、孤独なふたりを取り巻く豪華キャストたちを活写 場面写真一挙解禁

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2025年07月21日 14:10  クランクイン!

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映画『港のひかり』場面写真 (C)2025「港のひかり」製作委員会
 舘ひろしが主演する映画『港のひかり』より、場面写真9点が一挙公開された。深い絆で結ばれていく元ヤクザの“おじさん”と盲目の少年・幸太という孤独なふたりの物語を動かす顔ぶれと、濃密で骨太な人間ドラマが写し出されている。

【写真】舘ひろし、眞栄田郷敦、黒島結菜ら共演 『港のひかり』場面写真(9点)

 本作は、過去を捨てた元ヤクザと⽬の⾒えない少年との⼗数年を描く、年の差を超えた友情と再会の物語。昨年に公開され数々の映画賞を総なめにした映画『正体』にて第48回⽇本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道⼈監督とキャメラマン・⽊村⼤作が初タッグを組み、北陸の港町を舞台にした完全オリジナル脚本の作品だ。

 主⼈公の元ヤクザの“おじさん”を演じるのは、7年ぶりの単独主演作となる舘ひろし。盲⽬の少年・幸太を歌舞伎界の新星・尾上眞秀、成長した青年・幸太を眞栄田郷敦がそれぞれ演じる。

 場面写真のうち、幸太(眞栄田郷敦)へつづった三浦(舘ひろし)の手紙を読みながらほほ笑む恋人のあや(黒島結菜)の姿を写したカットではあたたかな瞬間を切り取られている一方、元ヤクザ”である三浦に強い恨みを持つ河村組の組長・石崎(椎名桔平)や、何者かに銃を突きつける八代(斎藤工)の姿を捉えたカットからは、緊迫した空気が漂う。

 さらに河村組から離れたはずの三浦が、組員・大塚(ピエール瀧)と密会する姿や、警察官になった幸太が先輩・大黒(一ノ瀬ワタル)らとともに何らかの事件を追う姿も。そして、幼き頃の幸太が生活を共にしていた叔母・美和⼦(MEGUMI)や、マル暴として三浦に対峙(たいじ)している刑事・⽥辺(市村正親)や、元・河村組の組長・河村(宇崎竜童)、何かと三浦と幸太を気にかける荒川(笹野高史)らの姿も活写された。

 本作は、舘が藤井監督と再び映画を撮りたいと熱望し、自ら企画から作品へ参加。企画内容は約3年にもわたって議論を交わし、監督とは脚本について何度も打ち合わせを重ねたという。そんな舘が本作で演じたいと監督に直談判したのが、自らの人生をささげる愚直な男という、故・渡哲也の面影を宿すような男の姿だ。己の信念を貫きながらも、“誰かのために”生きる懸命な男の生き様を見事に体現しているが、舘自身も「大スクリーンでこそ味わうべき、一見の価値がある映画です。きっと映画史に残る感動作だと自負しております」と手応えをにじませるコメントを寄せている。

 映画『港のひかり』は、11月14日より全国公開。

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