指原莉乃(32)がプロデュースする12人組アイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー)が21日、東京・代々木第一体育館で、全国ツアー「We want to find “カフェ樂園”」最終日公演を行い、ツアーの追加公演開催を発表した。
代々木に「ノイミー」コールが響きわたった。同所でのワンマン公演は今回が初めて。メンバーの登場前から地鳴りのような大歓声が会場を包んだ。リーダー蟹沢萌子(25)は熱いコールを受け「最高!」とにっこり。冨田菜々風(25)は「代々木声出せー! ぶち上げていきましょう!」と客席をアオった。
12人はステージ上と花道を移動する巨大船に乗り、全方向のファンに接近した。
同ツアーは6月7日の横浜公演をはじめ、全国7会場13公演を行った。代々木第一体育館公演では昼夜2公演で計1万8000人を動員。ツアー各地で1公演1曲ずつ披露してきたユニットシャッフル楽曲全てを昼夜でメドレー披露した。鈴木瞳美(24)は「いつもみんなが照らしてくれるからキラキラアイドルでいられます!」と感謝を伝えた。
中盤にはMV公開から約1カ月半でグループ初の1000万再生を突破したヒット曲「モブノデレラ」を切なくも情熱的にパフォーマンス。さらに「秘密インシデント」「す、好きじゃない!」「はにかみショート」などアップテンポな人気曲を続けて披露し、会場の熱気は急上昇した。
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アンコールの「ヒロインとオオカミ」では客席通路に降り立ち、ファンは大熱狂。永田詩央里(21)は「パフォーマンスを皆さんにお届けできるうれしさと、受け取ってもらえるうれしさをかみしめながらステージに立ってました。これからも私たちと一緒に過ごしてくれますかー?」と呼びかけ、客席も「はーい!」と大声で応えた。
さらに9月20日、21日に同ツアーの追加公演をグループ初となる千葉・LaLa arena TOKYO−BAYで開催することがサプライズ発表され、ファンもメンバーも驚きと喜びの大歓声をあげた。
蟹沢は「終わりたくないという私たちの願いが届いたかのよう。みんな、ツアー終わらないよ!」と歓喜。「皆さんが見ていてくださるからこそ走り続けることができます。皆さんと過ごせるのをとてもとても楽しみにしてます!」。 会場の熱気冷めやらず、ダブルアンコールではファン待望の「≠ME」を披露。冨田は「次の目的地が決まりました。また会えるまで皆さん、楽しみに待っててくれますか!?」と満面の笑み。観客と声を合わせて「次の場所まで、出航ー!」と叫び、大盛り上がりで締めくくった。
キラキラのアイドルスマイルや愛嬌(あいきょう)たっぷりのファンサービス、熱い歌声にキレキレダンスと死角なしの12人。新たな目的地に向け、より多くのファンに“樂園”を届けるべく走り続ける。【玉利朱音】
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