チ・チャンウク演じる王の“本心”が胸を打つ──韓国時代劇『于氏王后』笑顔が切ないスペシャルPV公開

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2025年07月22日 12:00  ORICON NEWS

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韓国時代劇『于氏王后(うしおうこう)』DVDリリース中、U-NEXTにて先行配信中(C)TVING Co.
 韓国の宮廷アクション時代劇『于氏王后(うしおうこう)』より、チ・チャンウク演じる王の切ない笑顔が印象的なスペシャルPV「王妃にだけ見せる王の顔」が公開された。

【動画】スペシャルPV「王妃にだけ見せる王の顔」

 物語の舞台は、紀元前から7世紀にかけて朝鮮半島に実在した「高句麗」。第9代王コ・ナンム(演:チ・チャンウク)が急死し、王妃ウ・ヒ(演:チョン・ジョンソ)は、王の弟との政略結婚「娶嫂婚(チィスホン)」を決意する。これは単なる王家の存続や一族の保身のためではなく、亡き王が命がけで守った国土と民を守り抜こうとする、深い責任と覚悟に基づくものだった。

 ナンムとウ・ヒは政略結婚でありながら、互いを最も理解し合う存在だった。二人きりの時間には、優しいまなざしを交わし、昔話で笑い合い、静かに愛を育んでいた。

 公開されたスペシャルPVは、王妃ウ・ヒの問いかけから始まる。「誰なのですか? 王様が怖いと思うものは──」。そう尋ねた直後、「いえ、お答えにならないでください。私が当てます」と続けるウ・ヒに、ナンムは静かに微笑を返す。

 戦の全体像を見据え、ナンムが本当に恐れているものは何か──。ウ・ヒが思いを巡らせる中、ナンムは「そなたが王妃でなければ、政(まつりごと)の手助けをしてほしい」と賞賛の言葉を贈る。それに対し、ウ・ヒは微笑みながら応えるが、ナンムは首を振り「答えは違う」と再びほほえむ。

 やがてウ・ヒが導き出した人物の名──それは戦の背景を見極める中で浮かび上がった者だった。しかしナンムは「余が生きている限り、決して高句麗を攻めないだろう」と静かに否定する。

 再び問いかけるウ・ヒに対し、ナンムは穏やかな表情のまま、こう語る。「余が誠に恐れるのは──うわべは笑っていながら、心に剣を隠している者だ。余は、そういう人間にこそ恐れを抱くのだ」。

 王妃ウ・ヒにだけ見せる、ナンムの静かな微笑みは切なく、胸に迫る。互いを最も理解し、国の未来を背負う宿命を分け合う夫婦の愛おしくも切ないラブストーリー。そして、王の急逝後に王妃自ら運命を切り開く、前代未聞の逆転劇が幕を開ける。

 『于氏王后』は現在U-NEXTにて全話一挙独占先行配信中。DVD-SETおよびレンタルDVDでも視聴可能。


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