アンジェラ・アキ11年ぶり全国ツアーが故郷徳島から開幕「感無量な状態」昨年日本での活動再開

シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキ（47）が21日、故郷徳島県の徳島あわぎんホールで、11年ぶりの全国ツアー「アンジェラ・アキ　Tour 2025　−Eleven−」初日公演を開催した。

アンジェラ・アキのライブは14年8月4日、日本での活動休止を発表した東京・日本武道館公演以来。昨年、約10年ぶりに日本での活動再開を発表した。

アンジェラは「11年ぶりにこのステージに戻ってくることができて、本当に心が踊っていてもう感無量な状態です。うちのスタッフが去年ぐらいに『そろそろツアーをやってみる？』って聞いてきた時、『どうしようかな。心の準備ができてないかも』と思いながらも『じゃあ一発目徳島にしてくれるんだったらやる！』ってね」と語り、久々に地元徳島で再会したファンの大歓声を浴びた。

同公演では「手紙　〜拝啓　十五の君へ〜」「This Love」などデビュー以来の数々のヒット曲や、昨年の日本再始動時に手がけたアルバム「この世界の片隅に」から「この世界のあちこちに」を自身で初実演。今年5月配信リリースの最新曲「Pledge」に加え、さらには未発表の新曲の初パフォーマンスも行うなど、これからのアンジェラを予感させる充実の内容を届けた。

今回の全国ツアーは10都市10公演で、バンド編成7公演と、ピアノ1本で行われる単独ピアノ弾き語り3公演の2種類が行われる。