芦田愛菜が黒柳徹子に、24時間テレビ特別ドラマで青春時代描く　黒柳「少し見るのが怖い気も」

女優芦田愛菜（21）が日本テレビ系特番「24時間テレビ48」（8月30日〜31日）の特別ドラマで黒柳徹子役に挑戦することが22日、分かった。戦後の黒柳の青春時代から、日本初テレビ女優としてNHK専属で活躍するまでを描く。

原案は黒柳の著書「トットの欠落帖」（新潮文庫刊）で、これまで描かれたことのない女学校時代や音楽学校時代なども盛り込まれるという。コメントを寄せた黒柳は「すごくわくわくします」と語り「戦後そんなに年月のたっていない時代でしたが、私はたくさんの夢や希望を抱えて過ごした日々でした。同時にたくさん失敗やしくじりもした気がします。だから少し見るのが怖い気もしますがとても楽しみです」と話した。

大役を受けた芦田は「常に一生懸命で色々なことに興味を持ち突き進む黒柳徹子さんを、知れば知るほどその姿が時には美しく、いとおしく、とても魅力的に感じました。そんな徹子さんを理解し、それを笑ったりせず認めてくれるお母様や周りの人たちの温かさも徹子さんをより一層魅力的にしてきたのではないかと思います」と話し「脚本を読ませていただき、私自身も夢に一生懸命でありたい、そして他者を理解し受け止められる自分でありたいと思いました。観ている方々も温かい気持ちになっていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

ドラマは30日午後9時過ぎごろ放送予定。