清野菜名/『星つなぎのエリオ』大学生限定トークイベント映画『星つなぎのエリオ』大学生限定トークイベントが7月23日(水)、都内にて行われ、日本版声優を務めた清野菜名、松山ケンイチ、野呂佳代、マユリカ中谷、野口聡一が現役大学生たちに向け、トークを繰り広げた。
映画『星つなぎのエリオ』はディズニー&ピクサーによる劇場最新作。両親を亡くして、ひとりぼっちの主人公エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所や大切なつながりを見つける物語を描く、感動のファンタジー・アドベンチャー。
イベントの前日に本編を観たという学生たち。彼らからの感想がスクリーンに映し出されると、登壇陣は目を凝らし一つ一つ感想を眺めた。じいっと真剣に見つめていた清野は、「うれしいですね。“仲間はもちろん、近くにいる家族の大切さに気づくことができた”は私も映画を観た後、自分のことを大切に思ってくれている存在に改めて気づけたので、同じだなと思いました」とコメントにも心を通わせた。
大学生の心を捉えた本作について、その理由をどのように考えたかと振られると松山は「僕40(歳)なんですけど、いまだに迷うし悩むし、いろいろ気にするし。ずっと挑戦し続けている感覚は変わらないような気がするんです。ずっと悩んでいるんです。この映画を観て、そんな自分を肯定してくれるような作品だったなと思う」と、大学生に寄り添った。
イベント終盤、学生から「コミュニバースに何か一つ持って行けるなら?」という質問が出ると、「親友と一緒に連れて行きたい」(清野)、「絞れなくて野口さんに相談したい。一つ目が山、二つ目が海、3つ目が鼻毛を切るハサミ」(松山)、「キラキラのペン」(野呂)、「タコ焼き機」(中谷)と個性豊かな回答が出そろう中、本家本元ともいえる宇宙飛行士の野口の回答に注目が集まった。
野口は「宇宙飛行士あるあるで、火星に行くのに1個だけとか、しょっちゅうあって。コミュニバースは何でもありそうなので、重力がちゃんとありそうだから、持って行きたいのは自分に合った枕です」と意外な答えを発すると、学生たちからも「あ〜〜〜!」と声が漏れた。中谷も「重みがちゃいますね!」と突っ込んだが、野口は「タコ焼き機、異星協力(になる)、たこ焼きを出されて怒る宇宙人はいない」と持って行きたそうな様子を見せていた。
映画『星つなぎのエリオ』は8月1日(金)より全国公開。
(シネマカフェ編集部)