福島市とJR東日本、福島駅新東西自由通路等の調査検討へ覚書を締結

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2025年07月25日 16:40  マイナビニュース

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福島市とJR東日本東北本部は25日、福島市のめざす「福島駅東西一体のまちづくり」における東西の連携強化に向け、新東西自由通路等の調査検討の協力に関する覚書を締結したと発表した。今後は相互に協力し、福島駅の新東西自由通路等の調査検討を進める。


現行の福島駅は東口と西口にそれぞれ改札があり、在来線コンコース内を自由に通行することはできない。東口と西口を行き来できる地下通路はあるものの、福島市が東西一体のまちづくりや新たな東西自由通路の検討を進めていく中で、市民から「既存の地下通路は、暗い・怖い・圧迫感がある」などの声が寄せられていたという。



福島市はJR東日本と連携し、昨年11〜12月に福島駅構内在来線コンコースを無料で通行できる社会実験を行った。その際、福島市は東西自由通路に関して、「福島駅東西の往来の利便性・回遊性の向上を図る視点から、中長期的課題に位置付けられている」と説明。「東口再開発に続き、西口商業施設跡地に拠点機能が立地する見通しとなれば、本格的に新たな東西自由通路などの検討が必要となる」としていた。



7月25日に福島市とJR東日本東北本部が締結した覚書は、「福島駅東西一体のまちづくりを進めるため、相互に協力し、調査検討を進めること」が目的。「新東西自由通路の整備に関する調査検討、東西駅前広場等の再構築に関する調査検討など」で協力するという。(MN 鉄道ニュース編集部)

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