新お笑い賞レース「ダブルインパクト 漫才&コント二刀流NO・1決定戦2025」で初代王者に輝いたお笑いコンビ、ニッポンの社長が26日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。トミーズ雅(65)が、コンビの今後の収入について言及した。
「ダブルインパクト」の優勝賞金は1000万円だが、賞金のコンビでの配分について問われると、辻皓平(38)は「6:4で、祝儀で100万渡すっていう。結果として半々にはなるけど、初期は6:4で」と、決勝前日に結婚を発表したケツ(35)への祝儀にすることを明かし、ケツは「半々でええやろ、それ!」とツッコミ。
コンビのネタは辻が担当しており、雅が「9:1にして、祝儀400万円の方がいいんちゃう?」と言うと、辻も「そうか。僕が結婚した時に400万円もらえる」と納得。ケツは「ダルいって、それ! 祝儀で動きすぎや。金が動きすぎてる」と不満を訴えた。
賞金の使い道について、辻は「びっくりして。この大会自体、いきなり始まったじゃないですか。そんなにお金が入ってくると思ってなくて。だからNISAに全部ぶち込んで…」と笑った。
ニッポンの社長は、大阪から東京に拠点を移して3年目。これまであまり大きな変化はなかったが、今回の優勝で「(新幹線が)グリーン車に…。グリーンで来ました」と、所属する吉本興業の待遇の変化を明かし、雅は「分かりやすい会社やなあ」と苦笑い。
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雅といえば、賞レースで活躍した芸人の収入を勝手に計算する“マサ算”がおなじみだが、ニッポンの社長の展望については、「これね、(第1回大会で)ちょっと前例がないから、これを取った人がどうなるかいうのは、分からへんねん。『M−1』取ったら人生変わりますよ。(『THE SECOND』優勝の)ツートライブも変わるやろ。(『M−1』準優勝の)バッテリィズが変わる。ここ(ニッポンの社長)が変わるかどうかやねん」と慎重な見方を示した。
その上で「マネジャーには、もう今(オファーが)殺到してるわけ? やっぱり初代やから。ここが売れんと。ここが売れたら、これが続くから」と指摘した。
さらに、トミーズ健(66)が「大阪の『せやねん!』に来れるほどやから…。(『M−1』優勝の)徳井(義実)なんかめっちゃ忙しくて、『せやねん!』どころやなかったやん。東京がむちゃくちゃ忙しくないの?」と疑問をポツリ。先輩からの言葉に、辻は「嫌な事ばっかり言ってるやん、2人とも!」と抗議して笑いを誘った。
それでも、雅はニッポンの社長の今後の収入について「もう間違いなく、5億入って来るから。100万円ずつ20年。(コンビで1人あたり)2億4000万。吉本には劇場があるし、大丈夫」とマサ算で太鼓判を押していた。
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