27日は西日本で40℃迫る 鹿児島は線状降水帯発生の恐れ

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2025年07月26日 18:28  日本気象協会

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日本気象協会

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明日27日も各地で猛烈な暑さとなり、西日本では40℃に迫る過酷な暑さとなる所も。西〜東日本では熱中症警戒アラートが発表されている所もあり、熱中症の危険度が高い状態が続きます。一方、九州や沖縄は台風8号から変わった熱帯低気圧の影響で大雨となり、鹿児島県(奄美地方を除く)では昼前にかけて線状降水帯が発生する恐れも。大雨災害に厳重な警戒が必要です。

西〜東日本の13府県に熱中症警戒アラート

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明日27日も九州〜東北は猛烈な暑さが続き、西日本では40℃に迫る所もあるでしょう。

予想最高気温は、兵庫県豊岡市で39℃、京都市や舞鶴市で38℃などとなっているほか、九州〜東北の所々で35℃以上の猛暑日となる見込みです。

西〜東日本の13府県に熱中症警戒アラートが発表されています。気温だけでなく、湿度が高いため、熱中症にかかりやすくなります。猛暑日が予想されなくても熱中症警戒アラートが発表されている所では、万全な暑さ対策が必要になります。

日本付近に3つの雨域 鹿児島県では午前中に線状降水帯の恐れも

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明日27日も各地で大気の状態が不安定になり、3つのエリアでそれぞれ異なる雨の降り方となりそうです。

まず、沖縄や九州ですが、台風8号から変わった熱帯低気圧の影響で大雨となる恐れがあります。特に鹿児島県(奄美地方を除く)では明日昼前にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。大雨になる前に早めに行動してください。万が一、水があふれてきたら無理に屋外には出ずに、家の2階以上などにとどまるようにしましょう。

次に、関東甲信ですが、暑さの影響で連日大気の状態が不安定になっています。明日も内陸部や山沿いを中心に局地的な激しい雨や雷雨(ゲリラ豪雨)が発生する恐れがあります。山や川のレジャーは天気の急変や急な増水などに十分ご注意ください。

そして、北海道ですが、気圧の谷の影響で明日も断続的に雨が降るでしょう。こちらも場所によっては激しい雨が降る可能性があります。道路の冠水などにご注意ください。

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