丘みどり、涙の41歳バースデー「祝って頂く人生で本当にうれしい」20周年記念コンサート

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2025年07月26日 19:22  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

デビュー20周年記念「丘みどりコンサート2025〜演魅Vol.6〜」を行った丘みどり

演歌歌手丘みどり(41)が26日、東京・北区の北とぴあで、デビュー20周年記念「丘みどりコンサート2025〜演魅Vol.6〜」を行った。


この日が誕生日。イメージカラーの“緑”の着物で登場すると、オープニング曲「みどりのケセラセラ」を披露した。「こんなお暑い中お越しくださり、本当にありがとうございます。暑さを吹き飛ばすそんなコンサートにしたいと思います。ぜひ最後まで楽しんでいってください」と感謝を述べた。


キャリア最大の転機ともいえるNHK紅白歌合戦について、「これまでで一番うれしかったのは、亡き母と約束した紅白歌合戦の出場が決まった時です」と告白。「47歳で亡くなった母の年齢に自分が近づき、とても若くして亡くなったんだなと改めて実感しております」。そう話すと17年、初出場で歌った「佐渡の夕笛」を皮切りに、「鳰の湖」「紙の鶴」と続けて紅白出場曲を歌うと、会場は自然と一体感が生まれていた。


そんな中、場内が暗転すると和装から一変、黒と銀の洋装に身を包んで登場。レーザー光線が飛び交う中、「六本木心中」「ダンシング・ヒーロー」のカバーも見せ、パフォーマンスの幅の広さも見せつけた。


誕生日とあって、特大のバースデーケーキも用意された。客席バックで記念撮影すると、「皆さまに祝って頂く人生で本当にうれしいです」と涙をこぼし、感謝を述べた。


「今年は節目の20周年。いい年にできるよう、これからも頑張っていきますので、皆さま応援よろしくお願い致します」と呼びかけ、最後は最新曲「夜香蘭(ひやしんす)」で幕を閉じた。


だが、20周年はこれで終わらない。9月6日、女性演歌歌手としては初となる両国国技館での単独公演が決まっている。「丘みどり史上最高のコンサートにします!」。その瞳はすでに、両国へと向けられていた。

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