芳根京子、写真集『京』が電子書籍化　10年間の感謝を表現

　俳優・芳根京子のデビュー10周年記念写真集『京』が、28日より電子書籍として配信される。紙版は2023年6月に発売されていたが、今回の電子化によってより多くの読者がその世界観に触れられることになった。

【写真】衣装やシチュエーションにおいても新たなチャレンジした芳根京子

　写真集『京』は、2021年公開の主演映画『Arc アーク』で芳根とタッグを組んだ石川慶監督が企画・プロデュースを担当。テーマは“女優・芳根京子”と“もし俳優という道を選ばなかった芳根京子”が同時に存在していたら、という大胆なもの。女優としての凛とした表情から、等身大の20代女性としての素顔、そして喜怒哀楽に至るまで、様々な側面が1冊のなかで描かれている。

　撮影には、親しい友人や家族にアンケートを実施し、リクエストの多かった“ひとりキャンプ”のシーンも収録。みんなが見たい彼女、自身がやりたかったことを詰め込み、10年分の感謝を込めたという。

　また、衣装やシチュエーションにおいても新たなチャレンジが多く見られ、これまでの作品とは一線を画す内容となっている。芳根自身が語るように、「これは私のようで、私じゃない。でも本当の私かもしれない」。そんな不思議な余韻が残る作品に仕上がっている。

　芳根は2025年4月期ドラマ『波うららかに、めおと日和』でも主演を務めるなど、女優としての活躍がますます注目されている。そんな彼女の過去と現在、そして“もうひとつの可能性”が収められた1冊を、電子版でもぜひ体感してほしい。