立憲民主党の両院議員懇談会であいさつする野田佳彦代表=22日午前、国会内 立憲民主党は22日、7月の参院選の総括に向け、両院議員懇談会を国会内で開いた。執行部がまとめた総括文書案を提示し、党所属国会議員から意見を聴取。参院選で立民は改選22議席から横ばいに終わっており、一部から執行部の責任を問う声が上がった。
総括文書案は「事実上の政権選択選挙で受け皿としての評価を得られず、野党第1党としての存在感が低下する結果となった」と指摘。野田佳彦代表らの進退には触れず、「執行部は今後のかじ取りに、より重く大きな責任と判断が求められる」などと記すにとどまっている。
これに対し、複数の出席者が「甘い。負けたと書くべきだ」などと主張。岐阜、和歌山両選挙区で日本維新の会と候補者調整を行ったことを疑問視する意見も出た。一本化した候補者はいずれも落選した。