JSB1000:野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)/2025全日本ロード オートポリス公開テスト 全日本ロードレース選手権第5戦の事前公開テストが9月3日(水)より3日間の日程で大分県・オートポリスで行われた。初日は快晴となったが、2日目は台風15号の影響を受けウエットコンディション。3日も最初の走行は、霧と雨に見舞われたが、午後にはドライコンディションとなった。それでも時折、近くを通る雨雲から風で雨粒が流れてくることもあった。ただ、特に初日は路面コンディションがよくなく全体的にラップタイムも伸びなかった。
初日の時点で2日目は台風15号が接近するため、雨になることは明らか。最悪、走れないことも想定されたため、初日セッションで何とかマシンセットをまとめたいところだった。JSB1000クラスで総合トップタイムをマークしたのは野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)の1分48秒768。
開幕戦でダブルウインを飾っている水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)は、1分50秒676で総合8番手と大苦戦している。「何度もピットインアウトを繰り返して、原因を探ったのですが、あまりにも状態が悪いので思うように走れない状態です。レースウイークまでにチームに原因を追及してもらい、自分自信はしっかりフィジカル面を整えてよい走りができるように準備します」と水野。
ST1000クラスは、岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)が、ただひとり1分51秒台に入れ1分51秒922でトップ。
2番手に1分50秒283の村瀬健琉(Team TITAN-TKR SUZUKI)、3番手に、3日目のトップだった荒川晃大(Astemo Pro Honda SI Racing)、4番手に1分50秒426の國峰啄磨(TOHO RACING)、5番手に1分50秒527の亀井雄大(RTJapan M Auto and Kamechans)、6番手に前戦ダブルウインを飾った羽田太河(Astemo Pro Honda SI Racing)が1分50秒545で続いた。
2番手は前戦もてぎで独走優勝を果たした伊達悠太(AKENO SPEED)が1分54秒532、3番手に小山知良(JAPAN POST Honda RACING TP)が1分55秒159、4番手に岡部怜(Nitro RyotaRacing 14)が1分55秒825、5番手に南本宗一郎(AKENO SPEED)が1分55秒837、6番手に高橋匠(KAWAKEN GBSRacing)が1分55秒919、7番手に岡部玲(ITO RACING BORG CUSTOM)が1分55秒919、8番手に小田喜阿門(SDG Team HARC-PRO. Honda)が1分55秒961と続いた。