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<フィギュアスケート:チャレンジャーシリーズ(CS)木下グループ杯>◇最終日◇7日◇大阪・関空アイスアリーナ◇ペア・フリー
3月の世界選手権金メダルでショートプログラム(SP)首位の「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)が、今季初の国際大会で優勝を収めた。
フリー1位の143・00点、合計222・94点をマーク。金メダル候補に挙げられる来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)へ向け、弾みをつけた。
8月中旬に拠点のカナダで今季初戦に臨んだ際はSPのみだったため、新シーズンでフリーを滑るのは初めて。新プログラムの「グラディエーター」に乗せ、空中で3回転する三浦を木原がキャッチするトリプルツイスト、2人並んでの3回転トーループ−ダブルアクセル(2回転半)−ダブルアクセルの3連続ジャンプ、三浦が木原に投げられながら跳ぶスロー3回転フリップを決めた。後半では2人並んで跳ぶ3回転サルコーで三浦の着氷が乱れ、スロー3回転ループでも三浦が転倒。演技を終えると、木原は苦しそうな表情で氷に膝をつく場面もあった。
2人は19年にペア結成。初出場した22年北京五輪では日本勢史上最高位となる7位入賞を収めた。世界選手権では23、25年に優勝しており、ミラノ五輪では前回大会を上回るメダル獲得を目指している。
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「ゆなすみ」こと長岡柚奈(ゆな、20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)はフリーで126・50点をマークし、合計192・77点。SP、フリー、合計点の全てで自己ベストを大幅に更新し、総合3位となった。
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