九州電力玄海原発(資料) 九州電力玄海原発(佐賀県)で7月、ドローンとみられる光が目撃された問題で、原子力規制委員会は10日午後、臨時会合を開き、事務局の原子力規制庁から公表内容が変遷した経緯や課題について報告を受けた。今後は改善策を検討し、マニュアルなどに反映していくことを確認した。
規制委は7月26日午後10時半ごろ、九電から「原発の運転に影響を及ぼす恐れのある核物質防護情報の通報があった」と発表し、27日午前0時すぎに「構内でドローン3機が確認された」とした。しかし、同日午後になって、ドローンと断定できなかったとして「ドローンと思われる三つの光」と訂正した。
規制庁によると、九電側から当初「ドローン」と断定するような表現で通報があったが、規制委の発表後に、未確認情報だったとの連絡があったという。