
近畿地方では、明日13日にかけて大気の状態が非常に不安定で、局地的に雷や突風を伴い激しい雨が降るでしょう。14日(日)は北部を中心に雨や雷雨となり、15日(月・敬老の日)は日差しの戻る所が多い見込みです。14日〜15日は35℃に迫る危険な暑さになるでしょう。3連休は天気の急変や熱中症に注意をしてください。
13日(土) 急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意
今日12日は近畿地方の北部や中部を中心に局地的に雷雲が発達しています。京都府舞鶴市では、12時54分までの1時間に65.0ミリの滝のような非常に激しい雨が降り、京都府北部では大雨警報の発表されている地域があります(15時30分時点)。そのほかの地域でも突然の雷雨に見舞われ、強い雨や激しい雨の観測された所があります。
明日13日も、日本海に延びる前線に向かって、近畿地方には雷雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。明日の夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定で、雷を伴ってバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所がある見込みです。
日差しが出ていても、天気が急変する恐れがありますので、注意が必要です。
真っ黒い雲が近づく、雷の音が聞こえる、ヒヤッとした風が吹き出すなど、発達した積乱雲が近づく兆しがあれば、すぐに安全な建物に移動してください。
また、今日12日と同様、湿気が多く、かなり蒸し暑いでしょう。
14日(日) 近畿北部を中心に雨 中部と南部は35℃に迫る暑さ
14日(日)は、日本海に延びる前線がやや南下するため、近畿北部を中心に雨が降るでしょう。前線は弱まりながら南下する見込みですが、暖かく湿った空気が流れ込むため、雷を伴ってザっと強い雨の降る所があるでしょう。
近畿の中部と南部も雲が出やすく、急な雨や雷雨の可能性があります。
また、日中の気温は35℃近くまで上がる所があるでしょう。熱中症の危険性が高まるので、万全の熱中症対策をしてください。
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15日(月・祝) 強い日差し 35℃以上の猛暑日となる可能性も
15日(月・祝)は、各地で強い日差しが戻るでしょう。ただ、一部でにわか雨や雷雨がありそうなので、天気の急変には注意が必要です。
3連休のうち、最終日の15日が最も気温の上がる所が多く、猛暑日(最高気温35℃以上)となる可能性もあります。こまめに水分を摂り、たくさん汗をかいた場合は塩分も補給することを忘れないでください。
なお、大阪市や京都市、豊岡市(兵庫)、大津市(滋賀)、奈良市など、年間猛暑日日数の最多記録を更新中です。3連休明け(16日と17日)は猛暑日地点が増える可能性があり、さらに記録をのばすことになりそうです。
彼岸(9月20日〜26日)の頃にはようやく猛暑が収まり、季節が前進したことを感じられるでしょう。